先日の日銀の利上げ0.25%の金利が 円を20円以上の円高にした。為替のドル売り介入などに比べれば・・費用対効果から言えば大成功と言ってよい。今も為替は揺り動いているが、前に比べればぐっと円高なので、原油など原材料価格が下がるので 株価に影響するかと見ているが・・そうも効果は出て来ていない。どこかレスポンスが日本では可笑しい。

 1週間ほどのスパンで見れば良くわかるのだが、株式の相場は暴落直前までは 戻ってきていない。日本然りアメリカ然りである。それでも おじさんの小遣い運用はマイナス25%近くから マイナス11%水準までは戻って来た。ソロソロ暴落直後に整理して得た資金を再投入するか否かに迷っている。全体を俯瞰すれば 100兆円位が市場でなくなったとも言える。NISAのオールカントリーなど全滅気味と聞くと そこまで行ったか?とも思う。

 それにしても「ろうばい売り」と言うのか?雪崩を打つような現象を見ていると、短期的に得を得ようとする方が若い方には多い様である。株式市場で得られる利益は高くて6%前後が多い。プロが運用して5%程度までと 投信などの実態を見れば想像できる。

 誰もが「俺なら 上手くやれる」と思いながら・・実際にやってみれば それなりである。よく縁台将棋で傍から妙手を考え付くのと同じである。その場に お金を握って失敗すれば無くなると思いチャレンジすれば・・大半は同じである。行動経済学で「サンクスコスト」と言うが、使って来た・出して来たものを惜しがり過ぎて、追いかけすぎて・・すべてを失っていく。そんな時は 可愛いおねえちゃんに入れ込んで、振られたようなものだと思うことである。付き合っていた際 楽しい時間・行動が出来たことを感謝すべきである。それ故 投資では もっともっとと 欲張らず適当なところで利益を確保して味わっておくことが大事と思っている。その点 NISAは最終までが長すぎる。

 おじさんはNISAなどを始めていたが、暴落して解約した方を批判などはしない。やはり初期利益を味わってないと人間納得できないし不安になる。長期投資の「頭の良いような 心がけ」なんぞどうでも良い。次回のチャンスを見て 再度始めればよいと思う。基本 恋愛などと同じである。

おじさん下世話なので言ってしまうが・・やることやってればと言うか 最低の利益を受けていれば・・悲運が来ても人間納得が出来る。飛ばないと言うか、心の赴くままに生きていないと 後悔ばかりが立って駄目である。周囲を見過ぎて 結果結婚出来ないで 別れるという知人を多く見て来た。男であれ女であれ 傷つくことを恐れてはいけない。あるいは このままいけば・・もっと良い異性と会うかも?と覚悟を決められない奴はこの世には多い。まあ おねえちゃん側もそうなんだけれど・・・人生は一度で短いと気付かないといけない。

後悔のない奴などいないと思うが・・かと言って 謹慎宣言した中丸君のようになるのも チョットと思ってしまう。どうもスケベ過ぎるというか?「過ぎる」のは身を亡ぼす。

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おじさん

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