今日もすごいなあ!が ばあ様の朝の第一声である。このところの暑さに負けて来た。
ばあ様 一昨日奥さんにキャベツなんか買ってきてるから使ってねと伝えて・・奥さんキャベツをあてにして料理を考えていたが、朝 冷蔵庫を見て確認し、夕方見ると無くなっていたので・・再度メニューを考えることになったとのこと。人騒がせなことがあったらしいが・・ばあ様ご当人はご存知ないと言うか?記憶はないようである。取り立てて文句を言えるわけでもないので仕方ない!と 奥さんには伝えた。
最近はスポットになったようだが、「朝メシまで」と言う児嶋一哉(アンジャッシュ)、ウエンツ瑛士メインキャスターとして放送されていた。真夜中に働く人方々が一日の“シメ”に食べる朝ごはんは?をコンセプトに、深夜のお仕事に密着し、なぜ真夜中に作業を行うのか、どんな思いで仕事をしているのか、深夜ならではの知られざる苦労などを、密着取材していた。
最も新しい番組では姫路の駅弁屋さんが取り上げられていて、奥さんは姫路に出掛けた帰り道に おみやと称して番組で取り上げていた駅弁を買ってきた。駅弁販売時間に合わせて当日製造する原則に合わせて、駅弁屋さんの仕事は組み立てられている。その他 鉄道保線然り、漁師さん然り 皆 カスタマーあるいは次の作業優先と・・合わせて仕事している。
一昨日は月初だったので奥さんには今月分の生活費を渡したのだが・・いつものように当たり前のように受け取る。「ありがとう」などの言葉もない。お互いにい突っ込みだしたら収集が付かなくなりそうで・・まあ行動するのも面倒で・・そのままで 普段過ごしている。
昨日も出かけた先のサービスエリアで、塩ソフトを食べようと食券自販機にお金を入れたのだが、奥さんが後ろから「お金が足りない」と言ってくる。おじいさんがお金を追加するとイチゴチョメチョメかき氷のボタンを押している。おまけにシンプルじゃないので作る時間から食べる時間まで・・ああ面倒な奴である。
結婚以来 しばしばおじさんの辛抱で結婚生活を維持してきたと思っている。奥さんのあたり前は おじさんが補完しながら、成立して来たことである。世の中 当たり前に動いている裏側では常に努力が費やされていることに気付いてないとおかしくなってしまう。奥さんにも理解しておいて貰いたいが・・当たり前のように思っているのかどうかは分からない。
人間言い出すと 収拾が付かなくなることは多いので、先ずはさらりと流すに限る。根に持つタイプになりそうだが「物言わぬは 腹ふくるるわざ」と兼好法師にもあり・・「言わぬが花」とも昔から伝え聞く。どう向き合うかは個人の生きる技術のようにも思っている。おじさんも人間修行と思い頑張っているが・・ストレスフリーにならぬことを考えると・・奥さんが生き方上手なのか?図々しいのか? タイトルのごとく「人は悪人と・・」思うことが楽なようである。
おじさんは浄土真宗門徒なので仏教的には「悪人正機説」の流れがある。悪人こそ救われるのだが、これは宗教的な悪人であり、職業・身分などで仏の教えを守ることが困難な一般人を救う言葉である。少し意味は違うが・・そんなもんだ・似たようなもんだと思うことにしている。
今日も 勝手気ままに生きている!