おじさん最近 知り合いで遅く結婚し、学生時代に借りた奨学金もあって・・子供は数年後という話を聞いた。おじさん 30半ばの方から こんな話を聞くと優先順位を間違えていることに気付け!と思うが、自身の子供でもないので口をはさむことはない。
個人的見解であるが最適な年齢に近いところで、物事を行うように計画しないといけない。例えば不妊治療が必要と分かれば、早いほど治療効果は得やすい。また子供の出産・育児なども若く体力がある内にこなさないといけない。知人の息子の嫁さんは 出産時脳内出血を起こし、体の右側に障害が残った。そんな訳で 実年齢に応じたことが優先・基本と思っている。
カード会社が人々にお金を使わそうとの魂胆が見える言葉だが、「カードで先に買ってから 楽しむか・・」とよく似ている。やはり最適な時期タイミングというものを逃すと苦労は何倍にも重なり大きくなり、努力にしばしば見合わないと思う。
お金を貯めるのは子供が小さい頃が最適である。子供が大きくなると 子供自身が同級生などと比較して発言する。家の生活全体を考えてないから・・勝手極まりない言葉が出て、要求が過大となる。多くの場合、理由を話し数字を示せば子供は納得するが・・おじさんの奥さんを含んで・・女性は納得してないことが多い。これは「見え張り」だからとおじさんは内心思っている。(なお おじさんの子供も大学生の頃・・散々言っていたことを思い出す。隣の芝生と分からないか?)
携帯がどうのこうの・小遣いがどうのこうの・服がどうのこうの 挙げ出せば子供から不満はドンドン来る。そんなもんだと今も思っている。
おじさんの時代には役職定年は55歳頃からであったが、現在は前倒しがトレンドのようである。30歳後半までに子供が第2子誕生であれば、給料減額時は何とか子供が高校卒業のタイミングとなる。大学に進学するのであれば・・子供も奨学金を借りるなどあり、厳しい時期・時代がやってくる。
持ち家を建てていれば、子供の学費と住宅ローンのダブルパンチのような支払いに窮することになる。ローン完済年齢が70歳を過ぎるようでは・・8割がた破綻は見えて来る。年金は多くないし、60歳超えて働く先は限られている。
人生の中でいかにタイミングを自分に合わせて計画する工夫と覚悟がいる。ある種の見切り発車も仕方がない。おじさんの体験とその自省から考えたことである。
知人がそうだから・近所がそうだからとしていれば、足元を崩される原因と心得られたい。人並というのは棺桶の蓋を閉じるときにでも考えれば良い。見栄を張るのもいい加減にしておかないといけない。
子育て
子供にブランド物の服を着せ大きくしても、それは親の見栄を満足させるに過ぎない。子供に最もお金を使うようになるのは、中学校位からである。その頃までは お下がりを着せて、「うちの家は貧乏」と言っておけば良い。大事なことは「子供に手間・暇を掛ける」ことである。子供もそれを理解していれば 更に良い。
それが「氏より育ち」を子供に教える。子供と他人に対して恥ずかしいのは 服が破れたままだとか、洗濯もされていないような服を着せたままで、子育てしていることである。貧しい中でも心を配って、子育てに手間を掛けていることが重要である。
おじさん家(ち)では、子供が小さい頃は「我が家は貧乏」がいつもの決まり文句でした。まあ それで何とか大過なく!過ぎて来たようです。実際 住宅ローン等の重圧に耐えて・・貧乏であることに間違いはないので・・言ったことに嘘偽りもなく・・無問題(もーまんたい)です。
最後に 残念ながら今も貧乏であることは想定外です!コロナと造船不況が・・・ありましたが、みんなイコールコンディションなことです。騒ぐのも「男じゃない」と思っています。