毎週2回アルバイトに行くので、その際に弁当・総菜をスーパーで購入する。いつも同じように暮らすタイプの為、アルバイト時間から逆算してスーパーに行く時間も決まっている。ちょうど時間としては 惣菜類値下げのタイムバーゲン時間となる。売り場で2割・半額のステッカーを持ったパートさんとは顔なじみとなってしまった。

鮮魚売り場で 奥さんとばあ様用の2人前刺身パックあるいは簡単調理用の加工済パックなどを購入する。その後はフライ・照り焼き・ポテサラなどの2割・半額のステッカー付き惣菜類とおじさんの弁当購入になる。すると弁当などに2割引きステッカー添付が遅れて、ついていない場合がある。すると・・顔なじみのためか・・それまでと方向を変えておじさんの元に来て「いつもありがとうございます」と言いながら弁当にステッカーを張ってくれる。背中に目でもあるのか?

何時も弁当とするのもと思うので、たまには ご飯パックに冷凍食品としたい場合に前を通り過ぎると・・声を掛けられるようになってしまった。そんな時は 手と顔で御免してねと冷凍食品売り場に向かう。

レジの方とも顔馴染みとなる。特段何のメリットもないとは思うものの、子供の頃からの習慣でニッコリしてしまう。そして気分が良い時には、「いらっしゃいませ」に「いらっしゃいました」と返事する。「お箸要りますか?」には「わかってるくせに」などと たまには切り返し・・遊んでしまう、大人げないジジイである。

何気に考えると タイムバーゲンも同様に 時間がいつの間にか区切りとなることは多い。人生で受験・入学・成人式・就職・・・人生には常にどこかで時間の区切りがついて廻る。

同時に友人・知人との距離が自然なように作られていく。馴染みというものも変わってくる。やはり人とは会う回数が馴染みとなる大きな要素である。

おじさん個人も 仕事を辞めてから 馴染みが大きく異なってきた。幾度経験すれば良いのだろうか?

人それぞれ

間もなく大学受験が始まり、否が応でも始まりと終わりのタイミングを迎える。泣くことも笑うことも交差して訪れる。特に18歳での別れは人生では大きかったと思う。大学とは言わなくても、就職してもそれまでの自宅から独立していくことは多い。

会社と家族でも転勤などで 一気に変わることは多い。

鳥は巣立ちすれば後は自分でエサを探し、生きていかなければならない。エサが取れなければ・・多くは死を迎える。人間では周囲に助けられ、多くは何とかなっている。そんな環境を味わい出す始めが18歳である。従っておじさんは 最近18歳を成人の区切りとしたことに納得している。

昨日 孫が大学の付属小学校に入学決定したとの連絡があった。孫もこれから体験するだろうと思い・・最初の小さな巣立ちと思った。

ニュースで 成人式でバカやってる若者を見ながらも、成人・巣立ちを迎えた若者が新しい馴染み・友を作られる事を祈念してやまない。

ユウ アー ノットアローン なのだ!

投稿者

おじさん

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