きみまろさんではないが、「あれから・・・」と思うことは多い。勿論 奥さんに対してきみまろさんの漫談のように思うことも・・ないとは言えない。ある。そうなると「あれから40年」と足し算が合うか?と考え出す。
あれから30年となるのは、サラリーマンを辞めた頃かと思い出す。おじさんは40前に辞めたが、現在の経済情勢から考えれば、大手あるいはそれに類する企業であれば止めない方が良い。定年後のまで響いて来るのでお勧めしない。もう少し時間が経って、狙っている仕事分野での隙間が生まれるのを確認できるまでは、辛抱強く観察・待機あるいはサイドビジネスでステイするべきと思う。
おじさんの会社を辞めた時代はバブルが弾けて消える時代でもあり、まだ何か出来ると思えた時代であった。また住宅ローンも終わり、家族を3年程養うだけの貯蓄を持っていた。奥さんにも 借金抱えてどうにもならなくなれば、離婚して借金は一人で背負いこむとまで伝えての脱サラであった。
おじさんの口癖が「やらずに死ねるか」という 実行したいことはまず実行してから、あるいはどうすれば実行できるか考えるタイプであった。今思えば・・・若かかったので やって来れたと思う。
クラウドファンディング
お金が無くても クラウドファンディングなどで、資金を集めることが出来れば 可能性が広がる。でも始めた事業に地域社会への奉仕などの観点が無ければ無理がある。何事も一人では限りがあり、周囲の方々から助けていただかないと物事は進まない。その為には アホな計画でも周りを巻き込み成長・拡大できる素地が無いといけない。始めた張本人の性格・人柄と付き合い上手なども必要とされる。
現実に収入が継続的に入るようになれば、キッチリ話して、利益を分配するなど 金銭・心での正直さが要求される。チャレンジするには、夢に付き合ってくれる人の存在抜きでは無理がある。
お金は恐ろしいもので、キッチリしていないと交友関係を崩す。共同で事業を始めた場合も同様である。
商売を軌道に乗せる基本は、見栄を張らずに正直に生きることである。
押すなよ、絶対に押すなよ!
ダチョウ俱楽部の上島さんの熱湯風呂の決まり文句である。「わかちゃいるけど・・」のネタである。正直 美味しいものはやはりおいしいと知っているので、ツイツイとなってしまう。寿司屋に行けばトロ・アナゴなど決まったネタを季節を構わず注文してしまう。只の食いしん坊のたとえ話で、ご理解いただけると思う。
商売は常に定型で、少しずつ変わるぐらいで長く商売できるものが、利益率も良く負担も軽い。勿論 資本主義では変わらないと置いてけぼりを食らうので注意が肝心である。
おじさんは会社を大きくしたいと思わずスタートしたので、自分が楽しく仕事が出来ることを求めた。
理由は子供に継がせるには、業態と客先を違った分野に展開することを要するとは分かっていたが、仕事が順調に入って来たので・・仕事が面白く、時間を割かなかった。また おじさん自身が不動産屋とすれば2代目になるので、親の仕事を引き継ぐ面倒さも分かっていた。それ故 子供は自由にと思っていた。
現在 ほぼ目標通りには来たが・・・、足りないものだらけと物足りなさに、どう向き合うか思案の途中である。それでも年寄りの時間は早く、早 10月である。
こりゃあ どうにもなりません!