税金の常識なので多くの方はご存じとは思うが、投資信託でも出た利益は解約すると2割ほど税金で持っていかれる。改めて最初に書いたのは、同級生で多額の退職金を貰ったやつとの話し合いの中で、彼が解約時の税金を知らずに退職金を投資信託してたと聞いてからである。

おじさん世代のサラリーマンでは、投資などについて現役中はほとんどしていない。おじさん自身も現役を退くまで、子供の学資などでいじめられたので余裕もなかった。その後は学資ローンの返済を済ませるため、年金を貰いながら 数年働き老後に備えようと計画していた。しかし 造船業の凋落と仕事量の激変 そしてばあ様の見守りと仕事と生活のバランスが狂った。

仕事は辞め、老後資金の確保も出来ていないので、アルバイトをしながら暮らすことにした。現在何とかバランスを取りながら暮らしている。

そんな中でもあの世に行くのは80過ぎと想定し、自分の葬儀費用位は残したいものだと思い、つみたてNISAを始めた。毎年40万円を上限として20年間、非課税で運用できる制度であるが・・年数を15年、葬儀代を200万円と見込んで積立額を決めた。金融庁から新NISAの内容が発表されたが、すでに始めているおじさんには関係ない様である。それにしても、コロナで運用がうまくいっていないので、現状は「当ては外れまくり」である。

投資にしろ預金にしろ最後は税金としのぎを削って戦いである。こうして見て見ると「ショバ代」の如き税金は・・曲者である。だが 大口ならいざ知らずおじさんでは・・しのぎの削る金額でもない。10年後は良くなるだろうと ボチボチのマイペースで続けるだけである。

新型NISA

金融庁の発表による案内はURLのようになる

https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/about/nisa2024/index.html

非課税投資枠

・1階部分で購入できる金額(非課税投資枠)は年間20万円まで、2階部分で購入できる金額(非課税投資枠)は年間102万円まで。

・より多くの方に長期・積立・分散投資を経験していただくためか、原則として、2階部分を利用するためには、1階部分での積立投資を行う必要とあります。これでは 素人衆を騙して余計に信託させるという証券会社のための制度と言える。

現行NISAも来年で終わり。翌年からの新型NISAとなる。

どっちにしろ銀行で預金しても増えないが、投資はもっと損をしそうで怖いおじさんのようなタイプもいるだろう。そうした人にもおすすめの“貯蓄増額術”が、「つみたてNISA」と「iDeCo(個人型確定拠出年金)」だと思う。

「iDeCo」も同じく非課税で運用できるが、「つみたてNISA」がいつでも引き出せるのに対し、原則60才まで引き出しや解約はできない。

「iDeCoは、公的年金に上乗せして、私的年金を準備するためのもの。これまで加入できたのは、20~60才未満でしたが、今年の5月から条件を満たす65才未満になりました。

『iDeCo』と『NISA』、どちらに入るのか迷った場合、45才未満の人には、いつでも引き出せる『つみたてNISA』、45才以上の人には『iDeCo』と思います。老後資金を本格的に準備すべき時期に当たれば『iDeCo』です。

投稿者

おじさん

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