天気予報で 今週は寒くなると伝えられていたのだが、孫の写真を見ていると 公園で落ちればずぶ濡れとなるアスレチックで楽しそうに遊んでいる。勿論 他の客がいないので独占状態で何度も同じ遊具を楽しんでいるシーンが繰り広げられている。フェンス越しには 歩いている親子も多いのだが、誰もが見ているだけである。

 多分 車に着替え・タオルなどを用意して・・好きなだけ遊ばせるつもりだろうとは 子供の性格から推察できた。それでも 流石にヤバいと思われるものはパスしているようである。例えば水の上を渡るジップラインには 上の孫は写っているが、下の孫は写っていない。斜めに張った壁と踏み石を往復する遊具は水面の踏み石だけで渡るなど、一応落水危険の高いものは避けているようである。

 基本は 人と同じことをすると混雑に巻き込まれ 好き放題出来ない。夏のものを 冬やれば人がいないので好きなだけ出来る。しかしリスクはあり発生した場合は リスクは自己責任となる。おじさんは 親から「人と同じことをしながら、人よりも幸せになろうとしてはいけない」と教えられ育てられた。そして「人と違うことをするから、幸せにも不幸にもなる」と思っている。

 年金で生活させていただく立場になり、早5年が過ぎた。自営業だったのだが、父は年金を受給しだして 数年で旅だったのだが、同世代のおじさん達が その後も毎日のように事務所に訪ねて来て、ばあ様がお茶を出すなどしてたので たまり場になっていた。おじさんも 脱サラして設計の仕事を始めたばかりなので、父の残してくれた事務所の2階を仕事場として使っていた。その為 声を掛けられ・・不動産関係の資格も持っていたので、話し相手に呼ばれることもあり・・老後の生活がどうなるかを 経済的に悟った。そんな訳で早期に政管健保・厚生年金を負担する事業所を目指す決意が出来た。

 設計を始めた事務所もほどなく現在の事務所となり、引っ越しして25年以上になる。そして おじさんも無事引退 隠居生活となった。現在は厚生年金受給と 父の親友の方とは真逆になっている。しかし 年金納付の空期間も多かったので 平均よりは少ないが、何とか生活出来ている。父の親友の方々から、教えて頂いたおかげで、現在の状況を得ることが出来た。老後への目標の立て方を教えてくれたと思っている。

  大過なくという人生も良いのだが、どこかでチャレンジする人生もある。境界は辞表を 上司の机に叩き付けると言う単純なことで実現する。やったことのあるおじさんが言うのだから間違いない。でも その瞬間から会社が守ってくれる立場から、叩きだされる真逆の立場になる。これが なかなか大変な人生の転機の始まりでもあり、大きな利益を得るか?危険が身近になるか?の転機でもある。

 万事と言うか?人・ものなどは紙一重の差であることを忘れてはいけない。極端に比喩すれば 刑務所の塀の外か内側に落ちるか?のようなものである。それ故「運が良かった・悪かった」と一言では言えないように思う。 

 謙虚に生きることが 大事と思う

投稿者

おじさん

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