おじさん 中国とは下手な妥協をしない方が良いと思っている。基本的に日本はサンフランシスコ講和条約にて 満州・朝鮮・台湾その他の領有について放棄した。その後の中国台頭によって関係を変えたのだが、台湾の帰属については中華人民共和国にあるとは認めていない。戦勝国は中華民国であり、その国家形態が台湾に存在する限り、日本は決める立場にない。さも 1949年成立した中華人民共和国が 第二次大戦戦勝国の如き振る舞いに及ぶが、キッチリ過去に向かい合えないアホさを見て痛い。

 ここまで分からないのでは・・中華人民共和国は放置しかないと思っている。すぐには変わらないだろうと想像している。中国の言い方をすれば「日本は敗戦国」「中国は戦勝国」と 生意気な日本らしいが、同じ戦勝国のイギリスが香港で裏切られたことを見ていると・・まあ どっちでも良い。同じ対等な立場で話し合えるとも思えない。中国に中国在住日本人を人質でも取られて・・妥協するなら その姿を世界に見せながら交渉すれば良い。そんな状況で日本が折れても・・国としての救いがある。 

 おじさんの年齢になると 胡錦濤国家主席の時代には 台湾の帰属についてお互いが文句も言わず将来は穏便に合併しようとの機運があり 関係性も安定していたことを知っている。それが習近平になって 台湾自体がおかしくなってしまった。新幹線も扇千景運輸大臣が 無理矢理に川重と中国の輸出話をまとめたことも覚えている。当時の中国は謙虚さがあったが・・・今では傲岸不遜としか思えない。それでも 当時の台湾指導者 李登輝総統などは反発していた。 

 イギリスからの1997年の香港返還にあたり 中国は50年間社会制度を維持するとのことでしたが、・・・帰ってきたら 中華人民共和国の「特別行政区」として、高度な自治と独自の法制度を維持する「一国二制度」が原則だったはずですが・・数年でちゃぶ台返し!の状況である。そんな状況を 台湾の方々も事後を想像理解したので・・誰が自由を手放すものかと言う空気になってしまったと思っている。イギリスだって 騙され 香港の人々に申しわけないと思っていると思っている。

 日本は自由主義の国であり、個人の人権を尊重するのが当たり前である。2日程前の国会で共産党の議員が 過去の経過から 首相が問題になる答弁を撤回し、中国に譲れと言っているのを見て はらわたが煮えくり返った。どんなに過去を調べたのか?前提も違い 内容が出鱈目。無知と言うか勉強不足も程がある、それとも共産党自体がおかしいのか?自由に調査できる環境で 教条的に帰結する恐ろしさに驚く。今後 おじさんが選挙で共産党に投票することはないと思っている。シベリア抑留者であり いささか大正リベラル的な父に育てられたが・・共産とは馬が合わない。

 現在 核兵器製造数世界一と言われる国から 軍国呼ばわりされる・・情報開示をやらないで他国を批判する。傲岸不遜と言うしかない中国である。基本線がしっかり守られている首相答弁は譲ることはない。自由主義国家のトップに立つ者として相応しい。おじさんは 一人になっても 首相を応援したいと思う。

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おじさん

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