ガソリンの暫定税率は1974年に臨時措置として おじさんが免許取りたての20歳頃スタートした。その後 延長され続け、名称なども変わったが・・2009年には道路特定財源制度廃止に伴い一般財源化されるも・・実質的に維持されてきた。
その間 おじさんは燃料業界に就職したので、ガソリンの精製価格とそこに加わる税金の高負担について知ることになった。まさに取り易い所から取ると言う典型的パターンと知った。それにしても おじさんもう70歳 おじさんの半生分は「暫定」で課税して来たようで・・笑いたくても笑えない。コリャ期間を考えれば 「暫定」じゃないよ!としか思えない。よくもここまで放置した政治の責任を問いたい。
取り敢えず 年内には廃止され ガソリン価格が下がるようである。もう少し若い頃に廃止されていれば、高いガソリン使わずに済んだが・・今では車も小さく燃費もよくなり、走行距離も減り 月に5千円から1万円の間・・車を使わないと暮せない地域であるが、極力 歩き&自転車で済ませることが出来るようにしている。自身の健康のためでもある。

昔と違い 単純な石油の浪費は誰もしなくなった。おじさんの若い頃のような ガソリンをガバガバ燃やして走る車も無くなった。その頃は 小型船舶同様にリッター3kmのような消費をする車もあり 今はガソリン ガバガバのようなことも無くなった。
車もそれに合わせてそれなりの燃費になり、いつしかカーボンニュートラルの中で更に高効率エンジンが現れ・・車もハイブリッド・EVへと変わっていった。そんな時代の流れに従うように、バブル時代からの下り坂を下って行き 令和の時代には 多くの方が賃金が上がらず 一昨年からは 円安物価高に悩まされるようになった。
政治が無策と言うのか、国民にこれと言ったこともせず、成長戦略も無策で 税金だけ取って、国民皆 適当に幸せと思うような状態にしただけである。国の成長を計れなかった結果として、次の時代が見えない若者そして年寄りを増やしてしまったようである。高所得・高物価が世界の趨勢の中で・・日本は稀有の存在のようである。
さてこれから日本がどちらに向かうのか?昨日は株価が大暴落 そして本日は半ば戻している・・庶民としては明るい明日はきっと来ると信じて 生きることが大事なようである。
行雲流水 明日は明日の風が吹く