今日は連休明けとなったので、ブログアップ後 何時ものとおり 孫の写真を見る。動物園・遊園地などで遊んでいるのか?と思われる写真があったり、また運動会の風景であったりと 子供一家が それぞれが楽しんでいる姿が見えて面白い。春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)天下太平(てんかたいへい)平穏無事(へいおんぶじ)そして「無事是名馬」と 寿ぐ!

 おじさん家(ち)は ばあ様の老々介護・地域活動など大きな変化もない。奥さんだけが 単独行動を楽しんでいたようで・・常に文句を言いながら楽しんでいるとしか思えない。連休と言えども おじさんは神社の年間行事に合わせ、自治会のスケジュールと相手先の確認・調整 そして協力いただく区ごとの自治会員の順番などを計画立案していた。

 11月は 秋祭りが終わったので 新嘗祭(にいなめさい)を除いて神社行事はない。ところが12月になれば しめ縄作り、境内清掃・拝殿掃除など 神社にまつわる行事が多くなる。地元広瀬神社のしめ縄作りは基本的には老人会の所掌となっているが、今年は5年に一度の厳島神社の頭屋(とうや)となっているので、厳島神社のしめ縄は 自治会所掌で作らないといけない。

 従って おじさんは厳島神社のしめ縄作りと広瀬神社のしめ縄作りと2回参加しないといけない。これで正月前の日曜日の2日は消える。「わらすき」(多分分からないだろうから きれいな藁にするとお考え下さい)作業を入れれば土曜日も2日消える。まあ 「しゃあ ない」と諦めるしかない。

 しめ縄作りに欠かせないのが藁縄である。大きい神社正面しめ縄はともかく、狛犬・手水舎などは細い藁縄に 七五三に分けた本数の藁の垂れと紙垂(しで)と呼ばれる紙片を挟み込んで作り取り付けないといけない。基本的に細い藁縄が必要となる。

 ついでに 藁(わら)は正月行事には活躍するのだが、田舎者のおじさん同級生と言えども 半数以上は稲作などの農作業をしたことがない。従って「藁を手でなう」経験はない。つまり大方は藁縄(わらなわ)など作ったことが無い。普通は右撚りの右縄が使われるが、逆の左縄が神事・仏事には使われる。しかし現在の老人会会員の方でも作れるかどうかは怪しい。おじさん自身が親戚の家で藁縄作りを手伝うというか?遊んだ経験だけである。親戚の家は内職で カマスと言う塩・籾(もみ)を一時的に入れて置く藁袋を作っていたので・・手伝いも兼ねていた。左右のロートから藁が途切れない様に藁を入れ、足元でペダルを踏んで回転させる機械であった。ただ 面白い!と子供の遊びとして 手伝った経験しかない。

 おじさんのばあさんなどは 木の輪切りの上に湿らせた藁を置き、木づちでたたいて藁を柔らかくして、足先で押さえ 手を擦り合わせて藁をない藁縄にしていた。子共の頃 見よう見まねはしていたが・・・ただの お遊びである。しかしこのことが 足の親指と人差し指が開き、物を掴む能力が出来た最初のきっかけと 今は考えている。

 そんな訳で しめ縄を作る際は 若い方が手の油分が藁に取られて カサカサになるので保護手袋を用意するようになどと 連絡しないといけない。暗黙知というか? ごく初歩的なことも知らせないと怪しいことが多い。なお おじさん 長い左縄など作れないので・・ネット注文した。正直 昔の方の技術があれば・・内職商売が出来ると思った・・売価30mで1000円ほどであるが・・年に一度では 上達のすべもない。

投稿者

おじさん

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