昨日は市の介護ヘルパーの○○さんが訪ねて来た。先日のばあ様の介護等級認定に伴う訪問であった。ばあ様が風呂に手すりはいらないかと問われ、手すりを増設しては?となり業者に連絡してくれるそうで・・もちろん費用の9割は介護保険から戻って来るので、問い合わせることにした。正直 風呂をユニット式に変えれば深さが浅いので、入り易くはなるが 滑れば体全体が沈む。ばあ様には どうかと考えてしまう状態である。ばあ様にとって昔ながらの深めの1.5人浴槽 深いが長さが短いので滑っても体全体が沈むことはない。現在張り込む湯量を少なめにして、ばあ様に合わせて使っているのだが・・毎日風呂に入らないとダメと言うタイプなので、段がある浴槽に変えれば・・変えたで、ばあ様以外は ゆったりできるスペースが減る。
ばあ様は食事も 朝・夕は奥さんが作り、昼はおじさん・ばあ様がお互い好きに自炊して食べている。なお ばあ様はほとんど野菜を食べなくて、おじさんの昼食から肉・豆腐類・野菜などを取り分けている。また通常 おじさんが ばあ様の後に入浴するのだが、3・4日に1回はシャワーの温度設定が動いているのでシャンプーなどもその周期かな?と思っている。またばあ様が入浴中は 奥さんが台所で待機しているので、何かあればすぐ対応できる。
奥さんに聞くと 奥さんの母(義母)はデイサービスで 介護施設での入浴サービスを受けるとのことで、毎日入浴はしてないらしい。そんなことを聞くと我が家のばあ様は 好きに毎日入浴している。そしてデイサービスでは風呂に入らない。また義母の夕食だけは 別棟同居している義妹が作るが、義母は作られたものを 朝・昼などに備えて分けると聞いた。3食は デイサービス・自身での調理そして夕飯の残りなどを組み合わせ食べるそうである。
ばあ様は廊下などの手すりについては 基本歩く時にはいらないそうで、現在杖もあれば 手押しのシニアカーもあるが、使わず 足が痛いと言って適当に休みながら歩いている。家の内部自体が床の高さは敷居などで高さが5cm程度変わる程度では つまづくことも無い。悪く成れば市販のスロープ設置だけで大丈夫のようである。床材はビニール材のような硬質カバーされた床材なので杖・手押しシニアカーを使っても傷はつかない、そんな訳で 結構自由なのだが・・何かにつけて 文句を言いたがる。天邪鬼的言動が多いのが困ったことである。
少し前にも 裏口の上がり框の土間にコンクリートの敷板を敷いたところ、スーッと台所に入っていくようになった。そうするとおじさんに向かって 余計なものを買うな!と言って来る。子供でなければ 怒りたいところである。 ばあ様を横で見ていると 自身の老化を素直に認められない性分の影響が大きい。先日も手が痺れると訴えるのでMRIで脳を見ると、梗塞・出血など痕跡さえなく 多少脳に歳成りの萎縮が見られる程度である。ここで手のしびれを取るならブロック注射しかないが、これと言った仕事をする訳でもないので、不要な治療と医者などから言われる。
基本的に自分自身を
年寄りと素直に認められない・・
志村けんの扮するばあ様のようで・・
困ったものである