おじさんの近所の家々で墓仕舞が始まった。子供が日本全国あるいは香川県内で引っ越し・結婚などで不在となり、家々が処分されたりしていたので、いずれとは 思っていたが・・意外と早くやって来た。家を処分したなら 墓地についても同様である。自治会役員などをしているので、墓地に関しても地区役員をしている。その為 情報がスグにやって来る。お陰で日々のスケジュールでは 色々な方の対応に追われる。おじさんなどは新参者と言うか?担当者としては最年少なので、諸先輩方から色々仰せつかってくる。正直言えば 只今 墓地慣習などについて 修行中である。いや丁稚奉公中であると言うのが正直なところである。

 適当な性格であるおじさんでも、件数をこなして来たので・・いっちょ前なことを言えるためか、墓仕舞の相談にのることもある。そんな際大事なことは 親族特に兄弟の間で打ち合わせして決めておくことである。最初に行う儀式である坊さんによる墓の「お性根抜き」がある。その後の具体撤去工事は墓石屋さんがやってくれる。施主の大事なことは 掘り出した骨などの管理と再納骨などである。再度納骨する場合にも 墓の有無・形式により異なる。具体的やり方などは地域により異なるのでお寺さん・墓管理事務所に聞くことである。

 そんな中で都会から田舎に引っ越す方もいて面白い。子供は家を出ていき、ご主人が亡くなると同時に田舎の父母が高齢化したので、都会から田舎に引っ越しされた方がいる。その為 昔からの両親の家を改修し、親との同居を計る。またお墓なども都会から移転して、歩いていける範囲にすると言う。なお 住んでいた地区では 墓地は35年ほどの借地契約が基本であり、35年後は合葬墓に納骨しないといけないことになるとのことを納得できなかったそうである。

 田舎なのでおじさんの地区では納骨堂の使用についても緩やかである。先日 自治会にて近日の墓地関係の報告をしたのだが、その際「俺んちも墓仕舞しないと 子供が墓の場所を分からなくなるかも?」との話が出て、現状 墓に入れてる以外の全ては 檀家寺の納骨堂へ収めたとの話で盛り上がった。ところが昔のロッカーのような納骨堂は味気ないとの話も飛び出す。他の一人は 奥さんの実家が親・姉妹もいなくなり、盆には我が家よりも奥さん側の墓参りが中心となったそうである。いずれも承継人が少なくなった現実が分かる。皆 結論としては「五月蠅い兄弟があるうちは一筋縄ではいかない」に収束する。

 今月の祭り前には 横浜から帰って墓について相談したいと言う方が、先任の先輩に連絡された様で・・おじさんに付き合えと 今朝午前中に連絡を頂いた。小学生低学年の頃 八百屋さんの娘で 高校生だった○○のおねちゃんとして顔を合わせた記憶があるだけである。まあ 懐かしいような・・そうでもないと言ったところである。

そんな訳で おじさん

おいおい休めない状況に陥っている

下から見れば・・それなりの歳

上から見れば・・最弱年

投稿者

おじさん

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