給油ノズルを引くとカチ 緩めるとカチと音がする。カチカチとレバーを開閉操作したタイミングによって給油許可が止まる・出せないことがよくある。送油ポンプの起動は問題ないのだが、レバーが引かれた状態では 給油機側の開始バルブを開けるタイミングが重なるので給油機内部の開始バルブは動かない。あくまでも給油口にノズルが入れられ その状態で給油ノズルのレバーが引かれていないと・・ガソリンがそのまま空中に噴き出すことになる。そんな訳で ノズルを持った直後からカチカチとレバーを引たり切ったりする方が多いが、レバーを引いた状態では 機械側が給油許可を受け付けない設定と見なされるので、給油は開始しない。なお メーカーによりこの給油許可とレバーのタイミングは時間差もあるようである。

 世の中には「いらち」が多いと見えて、始終カチカチとやっているので こちらが給油許可を出してもすぐに始まらないことが多い。客自身が給油開始を遅らせていると言っても良い。その癖 許可出しが遅いとクレームをつけて来るのもいる・・引いたら引いたままでいろ!、待つならそのままで!と思う。

 給油許可を機械が受けると開始バルブが開き ゴムホースに圧力がかかるので給油ノズルを持っていれば感じる。それから給油レバーを引けば・・・カチカチとやらなくても良いのである。この辺りのタイミングはタンクから送る際に使われる給油ポンプの 起動台数によっても変わる。基本として 慌てても変わらないことを知っていれば、イライラせずに給油が出来る。

 今日はついでに・・セルフの空気入れホースの使用後のホース格納が悪く 次の客が困る場面をよく見る。片付けにマナーの悪さが出ている。タイヤに空気を入れる際は ホース格納部分から 必要であるおおよその長さを外して地面に落としてから作業を始めることをお勧めする。その場その場で適当に引っ張るからホースにねじれが生じて、格納する時ににっちもさっちもいかないで・・適当に片付けることになる。おじさんはバイト時間中に直すのは 基本1回。そして終業までに2回までと決めているので後は放置している。仕事の優先順位・都合があるので・・皆様へのサービスも限定的となる。

 あくまでセルフの空気入れは サービスとしての提供程度と店も決めている。たまに近くの農家がトラクターを乗りつけて空気を入れたり、若い子がいきって 引っ張りで付けたタイヤに毎日のように 給油もしないで 空気を入れるだけに来るのもいる。そんな空気入れから立ち去った後の片付け風景を見ながら・・育ちが出ると感じてしまう。こうも暑くなると アスファルトは焼け 本来は接地しないタイヤショルダーには負担が掛かる。パンクしないことを祈るだけである。空気圧管理では根本的には解決しない様に思うが・・・まあ 頑張れ!

ドンドン 意地悪じいさんになるようで!

投稿者

おじさん

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