暑くなり同乗者がいると・・給油する際エンジンを止めない車が続出する。消防法上は 給油を許可してはいけないことになっているが・・モニターで見てても分からない。ごく少数派であるため 「法律と同じで 疑わしきは罰せず」とばかり 許可は出す様にしているが、外に出て作業中に気付いた時には 「次回からはエンジン停止でお願いします」と伝える。ユーザーに消防に関わる方がいれば・・・問題となるからでもある。そんな言葉に 俺は客とばかり言ってきそうなのが タマにいるので、相手見て声は掛ける様にしている。何度もそんな規則違反している奴と分かっている時には・・遅れ気味に許可を出す様にしている。こっちにも心証を害されれば・・人間なので それなりになって来る。

 法令で決まっていて 注意した場合など、反論される方などがいるので面倒な話も出て来る。「お客様は神様です」とは思ってないので適当に法律を守って 適正にガソリンを入れて頂ければよい。それに社員でもないバイトであり、時間給なので 暇でもお金は変わらない。客自身が 「ガソリンスタンドに来てやってる」と思うこと自体が生意気であると思う。

 最初記事を読んだとき 給油ノズルはレバーを握っていないと給油不可、給油口にホースを入れたままで、ホースを引っ張られると カップリングで給油ノズル側ホース側が外れて自動遮断となるように、現在の機材は作られているので 信じ難かった。北海道稚内なので古い設備で消防が許可しているからか?とは疑問を持った。

 ニュースは「2025年4月、北海道稚内市内のセルフ式ガソリンスタンドにおいて高齢女性がクルマに給油ノズルを差し込んだまま発進し、破損した給油ノズルのホースからガソリン約50リットルが流出する事案が発生しました。給油終了後に、給油ノズルを抜き忘れて誤って発進してしまったもので、発進に気づいたガソリンスタンドの従業員が消防に通報しました。・・・以上」とあった。

 最近の設備を知っているおじさんにとっては 想定できない特異な事件である。未だにこんな事故を起こしているなら、北海道はセルフスタンドの許認可基準を変え、設備改修などさせないといけない。付帯設備が古すぎる。

 おじさんも目撃した事柄であるが・・給油機ガードに車をぶつけるのは年に1回以上はあるようで・・東京消防庁管内だけでも ガソリンスタンド内での事故が105件あり、進入した車両が給油機器に衝突して破損させる運転ミスによる事故は72件あったと言う。給油中あるいは給油後に発進する事例は7件であった。

 他の地域を含めると事故事案は多く発生しているものとみられますので、全国で検討していかないといけない事例は多い。

 客の我儘 どこまで許すのか?

   微妙な問題です。

投稿者

おじさん

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です