猛暑の中 本日13:00から1時間ほど 福祉推進員の講習会が開催された。自宅でいるよりしっかり空調の効いた会場で、昼食後の眠たさを我慢しながら聞いた。福祉推進員は市の社会福祉協議会の委嘱により、自治会などの地区で 民生委員の補助として ご近所の一人暮らしの高齢者を見守り、声掛けするなど見守りを細かく手伝うことになっている。

年金と同じで 少子高齢化人口減少社会に突入しているので、年金で言えば支える人間が減り負担が大きくなったとされているが・・福祉などでも同様である。高齢者は増え続け 支えないといけない高齢者は増えていくのに、それを助ける側の人間は漸減していく。民生委員のお助けとしての役割なので、それなりの性格と生活能力があり、信頼されるタイプが自治会推薦で選出されている。
田舎では益々ご長寿が増え、買い物難民が自然に増えていく。近所の商店の店主は75歳オーバー 奥さんも2歳ほど下である。2人の子供は大学を卒業して 都会で就職しており、帰って来ることも考えられない。勿論店主は幼馴染なので ○○ちゃんと気軽に話すのだが・・ボランティアとのニアンスが込めて仕事を続けていることが分かる・・自宅で揚げ物を作れない年寄りも多いので、定時が来たら リクエストのあった揚げ物・惣菜を作る。違う時間には 小学校あるいは高校のクラブ後の子供が立ち寄ってくれるので、それに合わせた駄菓子などを揃えている。野菜・果物も近所のばあ様から頼まれたものを中心に品を揃えるなど 多様であり・・ロスも多い様である。我が家のばあ様もご多分に漏れず ご長寿の買い物客の一人である。セニアカーで出かけて バナナ・おやつ類を購入していると○○ちゃんの奥さんからよく聞く。
そういう訳で ご近所のご長寿の動静を知る上では非常に助かる店舗である。500mほどのところにスーパーもあるが 距離もあり足腰の弱ったご長寿では間に合わないようで・・何でも屋さんの如く ノンビリ商売をしている。正直 年齢がいってなければ・・福祉推進員を引き受けて頂きたいと思う方である。
昔は各自治会に 同様の店舗が1店はあったが、今となっては 店主自体が歳を取り営業してないようである。そんな訳で 利益はある程度は度外視で 生活に密着した商品販売を同様の店舗を 年金受領65歳から健康寿命75歳の範囲で働ける方を中心に運営してはと思う。基本的に店主・店員の生活は年金で賄えることが条件であり、正規職のサラリーマンであった方なら問題ないと思うが・・・難点はパートナーがそう言った商売に向いた性格あるいは協力いただけるか否かが問われる。
自分自身が出来るかと考えると、仕入れルートも知らず ロス多目との状況を堪えることも考えるので 二の足を踏む。しかし地域の方への貢献との覚悟がないと無理である。そう理解するとNPOのような団体で運営出来ればと思っていますが・・NPO設立から走れるかどうかと考えると無理なようです。おじさん 老々介護の真っ最中ですので・・限りがあります。
おじさん 今やってる福祉推進員・自治会・神社などのお手伝いでも・・余裕なしです。