ここ数日 円高に為替レートが動いて反転しだした。一昨日朝はドルが142円前半に入って来ていたので、こんな時には外貨定期預金に入れたく・・やってしまった。余裕があればと思うが、20ドルほど入れて待つかと思っているが・・余裕を持って出来ないのがたまに傷である。外貨預金金利は3%台になっているし、期間が過ぎれば 為替レートを見ながら中途解約すればよい。経験では 円安の時に解約できれば金利による利益は 為替利益も加わりほぼ倍になる。倍と行っても100円未満の金額であるので大したことはない。
ペイペイ証券の米国株を 先月整理したので、日々円相場に影響されずプラスマイナスを感じなくなった。5月までの状況を見ていると S&P500などに入れている方にとっては、ストレスが貯まっているだろうと推察していた。ペイペイ証券の先頭画面グラフは総資産額が投資額より少なければ赤色、プラスなら緑色となる。このグラフと為替レートの関係を見ていると、相場より為替の影響が大きいことに気付く。S&P500など上がったと喜んだら 為替でトホホとなるような風景が見えてしまうのである。
おじさんは アメリカ経済全体はこれから先 落ちていくと見込んでいる。新日鉄のUSS買収についても形式上など変なプライドに拘る行動を見せる。アメリカで良質で性能の良い鉄鋼を生産するためには 特許などを守れる環境が必要であり、そんな状況で優良企業を誘致出来るメリットに目がいかない、これでは産業の振興は無理である。おじさんの年代は「なんてんたって アメリカ」と思い 観光その他もアメリカ本土・ハワイなどと思ってきたが、現在の物価などを考えるとアメリカの魅力の大半は失われつつあると思っている。日本人の中でも 何かあればハワイ・ニューヨークなどの観光そしてサービス業などへの関心が失われてきていると思われる。偉大なるアメリカ・憧れのアメリカが蘇るとは思えないのである。
金融を中心に資本主義が回り出し 製造業をアメリカ国外に出した弊害が大きいと思われる。しばらく 関税により相手に負担を強い・圧力を掛けながら、バランスを誤れば 自国民には関税による物価上昇を引き起こす政策である。そんな博打要素を強めながら どこに行くのだろうとしか考えられない。 しばらくは 状況を見ているしか仕方がないようである。