おじさん家(ち)の固定電話は常に留守電モードになっている。従ってアンケートなど怪しい電話が架かって来ても 基本出ないのだが・・知人からの連絡をいただければ、受話器を取って 途中から留守電モードを解除して話したりする。自治会の寄り合いで「自治会で自治会費などの集金があるので、留守電になればそのままお話しください。」と伝えたところ、出席した殆どの方が 同じく留守電あるいは固定電話廃止して携帯電話のみと会話が勝手に始まる。最近は信用できない電話が増えたので仕方がないことと・・みんな納得している。

 それにしても警察からと連絡してきて 確認のために送金してくださいとの電話で、相手を信用して大金を送る方が多いのに驚く。基本の挙証責任は警察・検察などに在り、被疑者が対応する必要などない。例えば被疑者には「黙秘権」があり 自分に不利になることを喋らなくても良いし、自ら証明することを要さない。金融機関で調べてくれと言えば済む話であり・・お人良しの年寄りを騙そうなどとは不届きな犯人である。

 しかしながら何十万円を送ることを 即実行できる方々の数が多いことに驚く。おじさんなどは貧乏なので、口座の確認ならワンコインでも良いのじゃないと・・相手に最初からごねる。大金を送るあるいは用意する意識が最初から無い。年金とアルバイト暮らし・・つまり貧乏に暮らしているので、見栄もなければ 変な奢りもないので・・多分 そんな金額は・・無理なので振り込んでいただければ・・振込手数料を減額して返送しますとも言うと思う。金融機関口座を犯罪に利用されたと聞いても 常に通帳に書き込んでいるので確認できると返事できる。また ネット銀行の口座はカード決済等に利用するだけなので・・常に残高は確認している。

 こんなことが報道されるたびに 貧乏で良かったと思ってしまう。しかし夜間に押し込みを受けたり、路上で脅かされた場合、手土産もなく帰ってくれれば良いが、金がないと言っても信用されず危害を受けることを考えると、財布にやっぱり1万円は入れとかないとダメだろうなとは思っている。しかし 5月の末なので 市役所などから固定資産税・バイク自動車税などの振り込み用紙が届いている。明日には自動車税納付最終日も来たので・・ペイペイで支払い、ちょっぴり準備していたお金も持って行かれた。下手すりゃ最低の財布に1万円が守れなくなるかもしれない。誠に年金生活は厳しい。

 日本はどこも・かしこも税金など公金を取りすぎである。現役ほどは取られないが、年金も税金・社会保障・健康保険などで ゴッソリ持って行かれる。車を持つな!と言われるかもしれないが、都会と違い公共交通機関が脆弱なので、車などは所持してないと何キロ歩くことか?買い物・通勤難民になってしまう。先週の資源ゴミ回収立ち合いでも 夜の街で12時を過ぎたら途端にタクシーがなくなり、2時間待ちと聞いて自宅まで4kmを歩いて帰ったとの話で 「お前もか」と盛り上がり・・軽い軽い!俺は丸亀からと発言する変と言うか?猛者もいた。

田舎では車がないと 大変である

投稿者

おじさん

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