このところ自治会公園の滑り台を直しているのだが、溶接屋さんの予定が付かず遅れ気味である。たかが溶接にと思われるが 作業は日曜日に限られ、雨の日は作業できない。おじさんは現場の上向き溶接など難しい個所が多いと見て遠慮しているので、特段のことは何も言わず お任せ状態である。

 おじさんも学生の頃は溶接を実習させられ、会社員となって施設関係に在籍した頃には、現場で遊びも兼ねて溶接をしたことがあるが、仮付けまでである。はっきり言って 下向きと言うもっとも簡単な溶接姿勢で、電圧を上げ過ぎ 冗談のように溶接ではなく溶断したり・・・くっついたと思い ハンマーで叩くと溶接が割れるなどした。紛う事なく素人である。そんなおじさんが エックス線検査合格率98%と溶接工に要求したりしてたのだから・・まさに机上の空論如き知識で・・勝手気ままな要求と指示をしていた。無理を聞いて頂いたこと 若気の至り・・今では感謝の念しかない。

 現在 遊具の床板を交換・仮付けしただけであり、聞いたところ鉄板を提供してくれた配管工事の監督をしてる若い衆が 切り合わせて交換したと聞いた。そのチェッカープレートの仮付けがおじさんレべルの溶接 つまりイモでもスラグ巻き込みも平気な様子で・・まあ 普通科高校出身前職が営業・・そんなもんだと思った。まあ言うだけ・見るだけは・・アホでも出来る・・おじさんも理屈は分かるが 実力は似たものである。

 囲碁・将棋などでの「岡目八目」「縁台将棋」など傍から見てれば・・誰でも分かると言うことが多いが・・世の中 このあたりの微妙な差に無頓着な奴も多い。基本が分からないから そうなっているとも思っている。おじさんは ばあ様がいるので長々と工事に付き合わないのだが、現在専門外の役員が見ているので、工事が遅れることだけ気にしているようである。溶接の形・見てくれならおじさんでも出来るが、子供の使う遊具 確実なことが大事で 溶接工をやっているのにやらせばよい。少々工事が遅れたりしても関係ないと伝えた。どうしても急ぐなら ご隠居してる○○さんと○○さんが川崎重工の修繕などの現場にいたから、頼めば・・いけるかも?とまでは伝えた。おじさん 腕は現場で見て知っている。

 基本的には現役世代に頼れば良い。ジジイが出しゃばってもいい結果は望めない。下手に 先輩諸氏が水戸黄門様のように振る舞われては 若い衆の鼻を折る。

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おじさん

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