おじさん家(ち)にもついにやって来たのだが・・隣地の田んぼが 相続土地国庫帰属制度に収まるようである。実を言えば隣地は親戚筋の田んぼであり、本家には跡継ぎが居らず 分家を引き継いだおじさんの従兄が相続すると思っていたが・・やはり相続放棄したかと考えている。そんな訳で我が家に 境界などでの異論のないことの問い合わせがあった。
土地としては坂出駅より1km以内であるが、接道の幅員が2m程度である。水路に蓋すれば何とかなるが・・現在の状況では売れる見込みも立たない。自宅敷地にしても同様に近い幅員のない道であり、老人が多く住み 新築などの際行われるセットバックの見込みも立たない。広さも2反と約600坪以上はあり、歳が若く子供でもいれば、ポニー・ヤギで除草 はたまたニワトリなどを飼い そして家庭菜園でもすることもなども可能である。従兄は子供がなく そんな遊びもしない80歳手前である。市などで公園にでもして頂ければよいと思ってしまう。

市の中心部には近いが利用するには不便・・・しかし固定資産税・除草などでの管理費用を考えれば暗澹となり、老いていく自身では作業できない。要は 早く手放した方がマシとなったと考えたと思っている。
取り敢えず反対する理由も権利もないので、意見書には全て同意でチェックして返送した。この土地は 父の成り行きと言うか行き掛かり上 名義人となっている。父が建設・不動産関係をやっていたのでこういうことが非常に多い。おじさん家(ち)の田んぼ等があるのは自宅から近場であるが、駅近くの はるか離れたこの土地でも 年に数回草刈り・除草剤散布などをしている。
親の因果が子に報う と言ったところである。
制度について書いていくのもと思っていたが、送られて来た資料のページを写して添付すれば・・楽と考え・・やってしまいます。これも 土地所有のコストが過剰になってしまった日本の姿です。田んぼで 農業して 米を作っても赤字・・・何をやれば土地を維持できるのでしょうか?

車・住宅・土地・エネルギーなど全てにわたり 役所が税金で市民を食いものにしている姿しか見えてきません。なお 下にはダメな土地のあらましですので・・ご参考まで

ああ 末法の世じゃ
追記
ばあ様に制度について説明したら 我が家の田んぼも可能か?と言い出しました。孫 ひ孫に一切の憂いを残さない意向のようです。従兄の件は引継ぐ者のいないため簡単だが、最低 孫までは確認しないと後から文句が出るとも限らないと伝えました。これも 固定資産が高く維持に苦慮しないといけない現行政治の不合理さにあると思います。