このところの 日米の証券市場の影響を受けつつも 何とか株価のアップダウンと配当で、近頃はマイナス数千円位で推移していた。ところが 29日朝のペイペイ証券の資産高をチェックすると、数夜にしてマイナス1万円近くになっていた。ニュースを読むと「NYダウ、700ドル超下落 インフレ再燃や景気悪化の懸念広がる」とのタイトル・・当たり前だが 「アメリカは強い!」とドクタースランプ・アラレちゃんの如く思っていたが・・やはり甘くはない。

 基本として 欲張らず小遣いの余りを積み立てているので、年末から正月にかけての散財(?)などで・・積み立てることなく 売り買いも控えて 見る程度で過ごしていたので致し方ないとも思っている。

 アメリカは 衣類などの軽工業、鉄鋼・船舶などの重工業の空洞化が 既に進行してしまっているので、関税を増やせば自然に物価高に向かって行く。半導体・ソフトウエアなど 利益率が高い分野に主要な会社は向かっている。おじさんも それを追いかける傾向で米国株を選んでいたので「あ~痛!」という状況である。トランプの「肉を切らせて骨を断つ」ような 自分の状態に目を向けず、音痴な経済対策の付けが来たようである。

 「米ニューヨーク株式市場で、主要企業で作るダウ工業株平均は前日より715.80ドル(1.69%)安い4万1583.90ドルで取引を終えた。米大企業を幅広く網羅する株価指数「S&P500」も1.97%下落した。米国内の物価統計の発表を受け、インフレ(物価高)が再燃する懸念が広がったことなどから、売りが優勢となった」と記事にある。

 積み立てNISAなどで S&P500で積み立てている方にとっては 始めた時期からの為替変動なども加わり、損をしている方も少なくないと思っている。そんな方から見ればおじさんの損など可愛いものである。元から原資が少ないのと 小遣いの使ってしまったかもしれない残りなので、損しても精神的には楽である。

 毎度のことながら 「明日は 明日の風が吹く」とばかりに おじさんは生活している。つまり計画的でもないので・・「行き当たりばったり」とまでは言わないが、よく似たものである。普通に 明日命が途切れてしまっているか分からないとの歳でもある。肉体年齢を考えれば 行き当たりばったりに暮らしているのも仕方ない。

 若ければ「明日も続く」「明日がある」と単純に思えるが・・年寄りはそうではない。それでも「明日がある」とは基本ポリシーとはしている。これがないと 人生が楽しくなくなる。明日も苦しみながら生きていると 苦労だけを突出して思う愚かさを 知るべきと思う。 お金はないが・・・人生は楽しみたい。そして 長く生きたためか? そこに おじさんは「それなりで良いから」と付け加えている。

これと言った欲もない

投稿者

おじさん

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