自治会で話していると 現在の副会長は 自治会館の建て直しを何とかしたいと願っているようである。おじさんは「無理だろう」と考えている。実施すべき時期から 年数が経ち過ぎてしまったと思ってる。正直 団塊の世代が会長などの要職を歴任してた時代がゴールデンタイムであった。誰一人 旗を振らなかったのだから仕方がない。そんな訳で 現在の副会長の目標は実現の可能性は低いと思っている。

 自治会館を建てる敷地は おじさんが最初に情報を仕入れ、当時の自治会長など執行部と相談した。臨時総会を開催して頂いて 購入を決定した。お金は皆さんから多くを徴収することをしない様に 自治会でのプール金で大半済むように 持ち主と交渉して、プール金内で収めた。おじさんを含め 売り方・買い方の2業者が絡んだので、不動産仲介手数料など自治会から頂いたが・・事後にお祝い金として自治会に渡した。その為 不動産業者としては実質ゼロの仕事をした。土地購入での皆さんの言葉に 自治会館建設の手応えは感じた。団塊の世代が 60歳以下と現役だったこともあり 更に自治会内の機運が盛り上がることを期待したが・・すぐ立千切れて、その後は 誰一人手を上げなかった。正直 おじさんはお膳立てを手伝ったが・・その後が続かなかった。時代がデフレの時代でもあり、頭打ちの時代であったことも影響が大きかったか?と思っている。

 現在の自治会館はおじさんが小学校時代に建てたものである。敷地は神社敷地同様に「浜組」と呼ばれる100年以上前の塩田地主の共有物であり、今となっては権利が相続などで細分化している。従って現行では 所有者の同意を得るのも難しく 建て替えは出来ないと見込んでいる。おじさんの父から土地の権利状態については聞いて知っていた。そんなことから 自治会館に良い用地情報を聞いて即 売主に購入させると約束した。イザとなれば おじさんなど数名で購入して、責任を通るつもりであった。集団の中で 物事を決めようとすれば、覚悟を決めて取り掛かることが大事である。そんな覚悟が 言い出す者にあるか否かが大事である。現在副会長となって 自治会のイニシアチブを握った状態なので 言い出すのも分かる。しかし 自治会館の建て替えを望んで・・「ダメなら最後は俺が!」との覚悟が出来るメンバーではないと思っている。

 彼らは やはりサラリーマンとして歩んで来たので、それ相応の覚悟を決めたことも少ないと思っている。実は太鼓台の新調時には おじさんは只の会計であった。予定していたお金も集まらないので、資金が足りなりそうで・・そのことを伝えたが・・太鼓台新調委員会役員などは 昔からそれなりにお金を負担してきてくれた資産家2名に相談に行けなかった。しかし おじさん子供の頃から 父の膝に乗りながら酒席の中で見ていたので・・その2名の説得は出来ると ひとりで2軒をはしごしてお願いした。もう20年前のことなので白状しておく。結果 足りないお金を頂けることになったことを よもやま会議中の役員に伝え、会長以下お礼に伺って貰った。その後は雪だるまのように 出し渋っていた方からの寄付金も増えて・・終われば 余剰金が生まれていた。

 もうおじさんは歳なので 無理をしたくもないし・・懐も寂しい。頑張れ!とは思うが・・全面協力までは致しかねる。余談と言うか武勇伝になるが、昨日太鼓台つまり若い衆の会計監査を覗かせてもらった。その際 ビール代で10万円以下と聞いて驚いた。「10万いかないのか?」と言った途端、現役の会計係が 昔は20万円越えのビール代を払っていましたよねと漏らしたので・・「俺がカバーしてた」と答えた。当時は会社の接待交際費など好きに使っていたので・・多少のオーバーを補填しただけだし、今では会社も休業しました。なお その所業は税法上の時効を過ぎてます。「俺 カバーしてた」に 数人エーという顔をしてました。

何事もケツを拭く奴がいるから 成り立つ。

人間 万事さりげなく

 チョメチョメ あるいはバカが基本です!

投稿者

おじさん

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