ピンピン・コロリの長生きを考える時、やはり健康寿命の障害になるのは運動不足と思っている。最近スラックスを穿くため片足立ちした際 よろけることがある。筋肉が衰えたのか?バランス感覚が衰えたのか?分からないが、毎日散歩しているので筋肉ではあるまいと半ば思っている・・しかし 最近の歩き方はシャキシャキとしたものでなく・・タラタラ・トロトロであるので弱って来たか!とも思っている。

 歳を取ると継続していないと、肉体の劣化は一気に進むようである。今年の夏 気温が高く・体調悪くて1週間散歩などを休んだ後、再開した直後が酷かった。気力で再開したと言って良いようなもので・・それ以来タラタラ・トロトロが普通になった。ここらで気合を入れ直し、歩かないといけないかと思っている。

 ばあ様を看ていても ある程度ほっといて炊事をしてもらうなどが、良いと思っている。献立を自分で考え、野菜を切り・肉などとともに煮込む。油で揚げる、炒めるなどのことは手伝うようにしている。気力・頭を絞って動くことが良いと思う。ばあ様からは「90歳も過ぎて・・」と小言のような文句は出るが 「リハビリ」と思い ほっといている。

 運動の理想は 年寄り同士のテニスぐらいが良いと思うが・・自信と時間がない。またばあ様を看ているので 自宅等を離れテニスコートに行くのもはばかる。チャンスなどは他のことで産まれるかも・・そのうちに出て来ると真剣ではない。

 そんな訳で 年寄りには「気力」が決め手のように思い出した。疾走するなど スピード感のあることは出来ないが、ゆっくり無理をせずやることが基本と思っている。家庭菜園を作業機を使わず、鍬(くわ)などの手道具を使いだしたのも こんな考え方からである。作業機を使わないので耕す深さは浅くなるが、最初に単純に耕し、肥料を撒いて再度耕す。土の塊も作業機を使った程度には砕けていく。家庭菜園をする際の作業・行動も体調管理に利用するようにした。

 おじさんの性格的に 物事を並行つまり「単独」でするより「マルチ」にする方が性にあっているので、このまま継続したい。昔から「行きかけの駄賃」を求めるタイプであり、奥さんも喜ぶので家庭菜園も適当に維持・管理と思っている。今朝も 奥さんが寒いので鍋にしたいと 昨夜言っていたのでシュンギクの間引きをした。大きめのものを優先して間引いたのだが・・まだ小さく 土を洗い流すのに手間取ったが、間引きも終わり 無駄なくシュンギクを育て・頂くことが出来る。大事なことは自分に合わせ 動き・考えることであると過ごしている。最後に少し残念なことであるが、間引いたシュンギクには特有の癖が少なく、今一つ足りない味であった。鍋の季節に 家庭菜園作付けが間に合ったようである。

 家庭菜園では 立派な野菜を採ろうとは思っていない。どちらかと言えば無農薬で安全な野菜であることを優先している。冬の時期が最も病害虫が少なく 農薬も使用しないが・・低温のため成長は遅い。おじさんは トンネル・マルチなどは極力使わないので、葉物野菜を間引きをしながら収獲する。夏も同様であり 多少葉に穴が明いていても気にしない。その為 人様に自慢して差し上げられるような外観・大きさではない。ホウレンソウも間引きで食べられる20cm近い高さになって来たので、間もなく一部を間引きながら残りの成長を待つ体制になって来た。コマツナ・コカブなども同様で間引きながら 無駄なく家庭菜園の恵みを食べている。

 現在余った種の在庫整理とばかり、ナバナ・サニーレタス・ミズナを植えているが、移植可能なサイズになって来た。ナバナは大きくなり 2月が来れば花芽が出てきたのを 切り取るだけである。サニーレタスは葉の数が増えていくので、下から葉を欠きとれば次々に出て来る。ミズナは立派になったところで 台所の流しに奥さんが付けたカラー輪ゴムでまとめた後、根元から切り取れば 残した株が再生してくる。春の花が咲く時期までに2回以上採り入れ可能である。勿論 たまには感謝を込めて お礼の肥料なしでは答えてくれない。

奥さんも良く言うのだが 野菜などは沢山はいらない 手間が掛かり腐るだけ・・ジャストインタイム命!

おじさん家 関西風に言えば

   へっぽこ自然派である。

 

投稿者

おじさん

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