玉木氏はおじさんの住んでいる選挙区の議員であり、実際に体面で話したこともあり 彼の選挙のやり方・選挙公報などで多く知っている。先日も下手すりゃ首相候補と書いて仕舞ったが、行動と力量が備わっていると思うからである。れいわ新選の山本太郎氏とは基礎力が違うと思っている。どちらもディベート時代の候補であり渉外能力などは高いが、玉木氏には経験からくる基礎知識があり攻め方を知っている。昔 田中角栄首相がコンピューター付きのブルドーザと呼ばれたが・・知識と実行力が政治家としては大事な基本である。
ちなみに ばあ様は玉木氏が気に入らず・・どこにでもしゃしゃり出てくるような・・と批判する。地元でも昔からの政治家とは一線を画するタイプであるが、選挙区でも開票即当選する議員である。
玉木氏は元は東大卒の財務官僚であり、税金から予算までの流れを経験して、把握しているので、財務省が多少抗弁しても潰せる内容を持っている。増税メガネと呼ばれた首相のように 財務省に操られるだけでは収まらない。財務省の内情が分かっているので・・官僚側はイニシアティブを握れず主張の骨子も崩せず、今回の主張は止めようがない。
また 周囲に「私は首相選挙で玉木雄一郎と書く」と最初から公言して自民党と話している。国民民主に投票した選挙民を裏切らず、新たに得た議員数を利用する。したたかと思うが、反面 立民・維新が党首に拘らず政治の主導権を野党で握りたいと思えば、野党議員が玉木氏の名前を書けば合従が完成する。
選挙民を裏切らず 選挙公約を交渉する手腕・・財務省がどこで手を打つかの勝負をしている。おじさんは当然 玉木氏の勝利を願っているが、自公も乗らなければ・・政治的に将来は落ちていくと思う。まさに相手の懐に手を入れて ガタガタいわしてる。
おじさん 政治はダイナミックな変革を社会に及ぼすものであるのが原則と思っているが、日本は財務省など省庁に主導権を奪われ、世襲当然・前例踏襲に陥っていると思っていた。金を握る奥さん(財務省)に逆らえないサラリーマン亭主(政治家)のごときと思っていた。おかげで社会が硬直化して、国民はそれなりに幸せであるが 世界に目を向けると・・なんだこりゃと疑問だらけの時代を迎えてしまった。どこかチャレンジが足りないと思っている。
ソロソロ 令和維新の時代と思っている。玉木氏の交渉が成立し、政治よ変われ!と願っている。
おじさんの選挙区には もう一人東工大卒・総務省出身の自民党代議士がいる。彼も毎度比例区で復活するが・・政治家としては玉木氏ほどの面白さはない。玉木氏の方が「はったり」などを含めても 遥かに勝っている。今回も相も変わらず どぶ板選挙を行っていたので・・自治会長・老人会などは引っ張り出されて忙しかったようである。