本日は 毎年恒例の古傷が顔を出しだした。若い頃やった交通事故での「むち打ち症」つまり頸部捻挫の後遺症である。秋の訪れで 朝夕の気温差が多くなると首の筋肉が固まるのか、動脈を圧迫するのか?血流が悪くなり、急激に体を動かすと頭の中が「クラ」とすることがある。数日間首にタオルを掛けておくと首が温まり 状況は収まってくる。
最初は50代後半からであり、めまいに堪えられず病院に行ったが・・筋弛緩剤処方で収まった。30年近く前の交通事故が影響して発症と分かった時は驚いた。今さら当時の示談相手に後遺症と申し立てるわけにもいかないので・・自分で体を労わるしかない。30年近く経っての 何もない状況からの発現なので、老化との関連もあると思う。人間の体とは摩訶不思議なもので、一方で若年時にあった腰痛などはいつの間にか消し飛んでいる。
また症状は自覚のみなので・・奥さんなどからは グズグズ何しているの?と聞かれて答えても、分かっては貰えない。ところがおじさんは 若い頃に奥さんの「お父さんには分からない」と散々聞いているので、別段症状を言うだけで・・それ以上は何も言わない。人は多くの場合 「自身以外には 適当なものだ」と思っている。
近場の温泉でも行けば良いのだが、ばあ様を放っておくことも出来ない。それに本日は子供の一人が単独で帰って来るそうで・・先日の旅行の際 孫に小遣いを渡し損ねたのも気にかかっている。基本すべての子や孫に 平等に接したいと思っている。
何やかやと言いながら 隠居生活で・・仕事は週2回のアルバイトのみなので時間はあるが、金と完全フリータイムが少し足りないだけと考えれば・・幸せ者である。そして昨日は 早生の富有柿を頂けるとの連絡を頂き、散歩がてら歩いて伺ったので、持って帰る端から重たいので「お裾分け」として配りながら帰った。食べられる量には限界があり、ばあ様は好きであるが、少し硬いのを噛むのは苦手なようで チョット熟したものを好む。一方おじさんと奥さんはそれなりの歯ごたえを好む。そんな訳で数日置いたりなどしながら食べるので、タイミングがバラバラとなる。いつも頂くのは直径が10cm近いので、5個もあれば我が家では十分である。それ以外は重たいので・・・重量軽減を優先させ・・秋の味覚は皆で味わうことにしている。
またカキを頂いた際 来月半ば頃に 普通の富有柿もあげるからと聞いているので・・なくなってもすぐ来ると分かっているためか?昨日は いささか太っ腹で配り過ぎた。
柿食えば・・・
秋がやっと来たようである。
下の句は 法隆寺でしたっけ?