一昨日は奥さんと墓に行き 花を供え燈明・線香を供えに行った。本日の夜はおじさんバイトなので、奥さんがお墓の燈明を灯す予定である。一昨日お参りする際に 雨がないのに井戸水が濁っていた。お墓があるあたりの字は「古川」と言い、子供の頃から地下水位が高く 湧水が多いところで水が枯れたのを見たことが無かったが・・今年はそうではないらしい。多分井戸から汲み上げる量が多過ぎて 井戸の水位が最低となり底をサラっているような状態になったと思われる。

 ニュースで先週まであるとされた早明浦ダムの貯水率が 急激に下がり給水制限となるようである。遂にやってきたかという事態である。昨日バイト先のガソリンスタンドで「車を洗えるのか?」と言う問い合わせをされる方がいたとのことを聞いた。どうも県外ナンバーだったようで・・早明浦ダム後を知らない方には香川県は夏になれば水不足のイメージが抜けないようである。帰省されているのであろうか?昔の感性のままだと当然である。しかし 坂出市は香川県内で最後に渇水になる地域である。香川県で高松から東側の東讃(とうさん)と呼ばれる区域が渇水になり易く、おじさんが子供の頃から しばしば給水車が活躍するのが報道されていた。坂出市から西讃(せいさん)には満濃池などの比較的大きいため池が多く 比較的渇水になることはなかった。

 夏の水道水は子供の頃から カルキ臭いと言われると同時にマズかった。これが早明浦ダムから水が供給されて以来改善、格段に美味しい水となった。昔の夏の水道水を知る者にとってはエポックメーキングと言ってよい事態であった。

 おじさん 一昨日はお墓の水に濁ったものしか汲めなかったので、ペットボトル3本を洗い水道水を詰めた。夕方お参りし 持参しようかと思っている。一昨日の濁った水の反省である。

基本

 一応カレンダー上の「お盆」は 8月13日から16日までの4日間である。墓参りスケジュールも決まっているが、おじさんは拘ることはないと思っている。

 基本的には 墓掃除は8月12日までに終了しておく。翌13日には ご先祖様が家(の仏壇)に帰ってくると言われる。おじさんの家の付近では「迎え火」などはしないので 多くの方は墓参りに行く。また先祖が帰られる際の「送り火」もしない。行事と言えば おじさんの家では お盆初日朝には仏壇に炊き立てのご飯とお団子を供えるのが通例である。

 基本的には中日(ちゅうにち)である14日と15日には墓参りするのが当然と思うが、おじさんの地区では最終 先祖が帰られる16日も含めて お参りしている方は少ない。ご先祖様は家にあると思うためだろうか?また「送り火」をしないので お参りしても良いと思うが・・風習なので分からない。14日と15日の中日は墓を守る仏(なんの仏かは知らない)に感謝との意味もあるらしい。また おじさんの属する浄土真宗での死生観に 死んだ後も修行を重ねるとされることもあるかと思う。子供の頃 坊さんから残された家族の念仏「南無阿弥陀仏」は応援団の「フレー!フレー!」のエールと聞かされたこともある。 

 墓参りの時間的には 基本午前中に行くのが良いが、最近では猛暑のためみんな夕方に行っている。それに燈明のろうそくを考えると・・・1度で済む方が楽である。

 ご先祖様には申し訳ないが、おじさん達のスケジュール優先で過ごしている。孫などにとっては少ない 夏休みの父親と時間を過ごす休日でもある。申し訳ないが・・ご先祖さまも ご理解いただけると思っている。

われや先、人や先、今日ともしらず、明日ともしらず(御文章 白骨の一節)・・皆 先のことなど分からず 楽しく過ごしています。

投稿者

おじさん

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