先日の健康診断で視力と聴力が下がっていた。視力に関しては明るい場所と暗い場所での見え方の差が気にかかっていた。矢張り年齢とともにレンズ(水晶体)に曇りつまり白内障初期症状が出てきたのかもしれない。検査では裸眼で0.7で まだ大丈夫とは判定されるようである。
実際 バイト先で表記載・パソコン操作などのとき 老眼鏡1.0(度数)を掛けるだけで問題なく作業が出来ている。また聴力も衰えているが、奥さん・ばあ様の見ているTVでの音量と比べれば増しと思っている。それに多少聞こえない方が嫌な話を聞くことも減るので、ストレス緩和になる。長生きについて書いた本を読んだとき、長生きするためには「耳の遠い聖職者」と書かれていた記憶がある。頑固者で自分の好きなように勝手に解釈して 他人の意見を聞かないことが良いとのコメントを思い出す。人間 我儘言いたい放題がストレスを貯めないことが 長生きできる要素のようである。
奥さんから 今日は眼科の予約が取れているので・・私が出かけた後に車を出してと 朝食べてるときに言われた。奥さんは白内障進行の検査と防止の目薬を入れてるようなのだが、元々 近視なので体感は半端ないらしい。通っている眼科は おじさんの高校・大学の先輩が開業した医院であるが、現在は娘の主人が引き継いでいる。おじさんが大学に入学した際の新歓コンパでは 神様の席に陣取られていたこともあり、仕事をしていた頃は目の不調がある度に受診して・・お世話になると同時に世間話をしていた。お陰様で おじさんの目のメンテはばっちりで 今に至っていると思っている。
困りごと
運転免許を持っている方にとって白内障の問題は大きい。更新手続きでの視力検査に不合格となり、免許の交付を受けられなくなる。従って医師からは水晶体の人工レンズへの交換を進められ・・単焦点眼内レンズ、多焦点眼内レンズ交換などがある。奥さんもゴールド免許であるが 後2年程で更新と記憶しているので、それまで症状が安定し維持できるか否かとなる。持たなければ・・医療費に泣くことになると同時に、トラブルリスクが発生する恐れがある。
おじさんは 2年前裸眼で大丈夫であったが・・奥さんは眼鏡変更しても無理であろうと思っている。取り敢えずは 奥さんは症状の進行が遅れるように努力しないといけない。しかしこれと言った方法もないようで、金は掛けてもリスクを背負う可能性が高いことになる。歳はとりたくないものである。
その他 目について考えていると 近所で糖尿病で視力を失った方がいることを思い出した。以前はロータリークラブなどで活動されていたが、2か月前 介添えを受けながら白杖をついて歩いているのを偶然見た。ロータリークラブ所属の知人に聞いたところ「糖尿病性網膜症」になり、視力低下する期間もなく 一気に失明したらしい。
視野の一部が抜ける加齢黄斑変性症の同級生もいるし・・また奥さんの病状も進んでいるようで・・歳を取るのは医療費と体への心配が増えるだけのようである。