ＮＨＫのお昼のニュースで先天性梅毒で生まれる赤ちゃんの数が ２年前の２０人台から今年は既に３２人に急増したとのことである。おじさん最近は中国・東南アジアなど海外からの旅行客・実習生などが増え風俗店などを利用するので、昔多かった性病の梅毒が再度流行り出したようである。
最近の世界保健機関（WHO）の推計によれば、2020年に梅毒に感染した15～49歳の人は、世界全体で約710万人にのぼっている。感染者の大半は症状がなく、感染に気付いていないという。従って気付かぬうちにパートナに感染させる危険が高い。
抗生物質などの効き目が落ちているので、キッチリ服用期間などを守り治療する必要があるが、多くの方で症状が見られなくなると治療を棚上げ・休止する方がいると言う。完治しなければ・・隠れたように見えるが 罹患者であり接触者・パートナーなどに感染を引き起こす。
正直 先天性などの十字架を背負わされて産まれてくる子供の身にもなってみろ！としか言えない。胎内で母親から梅毒に感染した場合、胎児は流産や死産となる可能性がある。また、誕生後には失明や難聴、骨の異常、脳や神経の障害といった重篤な症状が現れるという。
お金とヘタな鉄砲を数打てば チャンスに恵まれる時代であり、金のために売春する青少年もいるようである。おじさんが最も恐れるのはそんな一時のことで、性病などに罹患して 後年本当に愛した相手と子供を作れない状態になることである。
結婚までして 本当に好きな人との子供を持ちたいと思っても、持てない事態に気付いて、後悔することにならないように 普段から考えて置くことが大事と思っている。
先日 奥さんが帯状疱疹についてワクチン注射を打って知ったかぶりな話をすると書いた。子供の頃 多くの方が罹った水疱瘡の原因であるヘルペスも一生治らず、帯状疱疹の原因として一生体内に潜んでいる。
性器ヘルペスも同様に一生治らない。最近は口唇に出るヘルペスと性器に出るヘルペスが混在するそうである。オーラルセックスのような多様な形が招いた状況と解説されている。何れも神経節にウイルスが潜伏して、疲れた時に再発する。不特定多数との接触は危険である。
またエイズなども死の病とならなくなったが、一生涯治療薬を服用しなくてはいけなくなる。
そう言っても難しいことかと思うが、最低AV 作品で出て来るような遊びのセックスはしないことと思う。手を性器に入れるなど衛生状態が良くないと子宮内膜炎などを発症して、不妊のなどの原因になっていく。正直遊びはするなとは言わないが、欲望追及は家族計画と言うか子作りなどが ひと段落してからだと思っている。
アメリカ
米疾病対策センター（CDC）は、米国で先天梅毒の新生児の数が「深刻な水準」に達しているとする報告書を発表している。治療に欠かせない抗生物質が不足するなか、一時は根絶も可能かと思われたこの感染症にかかる患者が「驚異的なペースで急増している」と警告している。
CDCによると、先天梅毒の新生児はここ数年の間に急増。2021年には過去27年で最も多い2000件以上が報告された。2017年と比べ、3倍以上の数となっている。
だが、先天梅毒は母親が妊娠中に検査を受け、陽性の場合には抗生物質を使用することによって、予防も治療も可能な病気である。抗生物質などによる治療も可能である。
セックスは命を繋いでいく大半の生命における基本的行動であると思う。歳を取ってくると 中島みゆきではないが「そんな時代もあったよね♪」となってくる。人には言えぬ反省を持ちながら、これからも生きていくのだと思う。
考えると大半の動物・昆虫では命を繋いだ後 多くの場合死ぬ。そんなことを考えると、人間は長生きするものだと思えて来る。やはり底流には子供を育てる役目があって 生かされるのだろうと考えている。
哺乳類ゆえの運命なのかもしれないが、ばあ様・奥さんは過去に・・今は子供あるいは子供の奥さん・・大変苦しい思いと時間を過ごしながら産んでくれたこと、そして今 産んでくれようとしていることに感謝である。
地球が生まれて４５億年 生命体が生まれて３５億年近くの形態を女性の体内で変化するのだから・・並のことではない。普段は意識しないので軽いが・・意識し出すと大変なことに気付く。取り敢えず 生きて繋がっていることに感謝である。