毎日新聞の元村有希子論説委員が27日のTBS系「サンデーモーニング」で、東京電力福島第1原発処理水の海洋放出が始まったことについてコメントした。
元村氏は「リスクはゼロにはできない。トリチウムという放射性物質が少しでも含まれている水を海に流すわけですから」と発言後。「どこまでのリスクが許容できるかをみんなで模索するっていう作業になるはずなんですけれども、結果として政府の説明や東電の説明が足りずに、不信の中でのスタートになってしまっているのはとても残念」と苦言を呈した。
これを聞いて 日本政府・東電が意見を求めたIAEAとはどんな組織と思っているのか・・彼女に伺いたいと思った。素人を何人集めて協議しても 適正な答えは得られない。中国風のことわざのように言えば「烏合の衆 百年河清(かせい)を待つ」ようなものである。知識のないものが いくら頭数を揃えようが役に立たない。やるべきことは プロの意見を聞いて、判断方法・基準を得た後、決定すべきものである。
国民の代表たる国会議員が討論し、IARAに流して問題なかかと政府が聞き 決定したことである。IAEA以外に問うべき最高の機関は世界に存在しない。従っておじさんはIAEAでの判断が間違っていれば致し方がないと思っている。
これじゃ 毎日新聞売れなくなるはずである。論説委員がこの程度の論理も分からず、意味のないような「(みんなが)どこまでリスクを許容できるか」という意味のない話にしてしまう。批判したいとの思いがあり そうなるのだろうが、一歩下がればすぐ決定過程の構図が見えくるはずが・・見ようとしない。従って 馬鹿も休み休み言え!としか言えない。あんたは衆愚政治を目指すのか?となるだけである。
日本のマスコミの多くが「国民 皆に聞け」とする。これは 記者自身のしたいように誘導しようとの目的での「すり替え」にしか過ぎない。
中国の主張も似たようなもの。自国の学者も参加しているIAEAをさておき日本批判する。処理水を「蒸発させろ」と最後には言ってきた。他国に自国の考えを押し受けようとは、生意気さにもほどがある。これを内政干渉と言わずなんというのか? また順序から言ってもIAEAの意見が確定してからは無理なことである。
念のため 処理水の蒸発を重水型の原発で考えれる。韓国の原発が中国と同じ重水型なのでデータ流用すれば・・2021年での 月城で 液体71兆ベクレル 気体91兆ベクレル 吉里で 液体49兆ベクレル 気体21兆ベクレルとある。空中に放出している量は結構なものだと理解できる。海に流すも蒸発させるのも 同じようなものだとの判断しかできない。なおこのことについては 東京電力は濃度管理が適切に行えるので、海洋放流を選んだとコメントしてる。
裁判
裁判で再審請求などで、却下された時に 弁護団は「不当判決」と手に持って、裁判所前で報道機関に訴える。よくよく考えれば 自分は正しく裁判所が間違っていると民衆に訴える行動である。品のないこと限りなし。裁判後別会場で記者会見し、報道機関に伝えれば済む話と思っている。
今回の決定過程も同じようなものである。
国民に意見を問うという話は 前段と重複するので書かない。
世界で最も研究者の参加する集団がIAEAであり、放射線・原子物理学など科学的知見が集約されるところである。中国も人と金 そして意見も出しているんじゃないでしょうか?出て来た最終結論が海洋放流でOKとなったということです。
科学的妥当な結論を政治で押しつぶす・・なんぞは野蛮人のやることである。中国政府について、自国に従うなら・・という中華思想にも似た考えが透けて見えて・・益々嫌なこった!と思ってしまう。
バーカ お前の言うことは聞けない!・・と
日本政府関係者がコメントすることを
おじさん希望している。麻生さんお願い!