おじさん先週のバイトの日に、印象に残るシーンを監視モニターで見た。知り合いの息子さんなので特に印象に残ってしまっただけとも言える。あの子でも 落とし穴的金欠に落ちるのか?との印象が残っただけである。どちらかと言えば・・見なければ良かったという話である。
車の色が特徴的というか?おじさんの子供の一人が乗っていた車と同じなので、入って来て給油前警報が鳴った途端に分かった。最初 給油用のスマホのバーコードを給油機にかざしたがダメで・・次はクレジットカードを挿入するがダメであった。クレジットカードは2枚いれていずれもが売上不可カードとの表示になった。お金で入れるかなと思っていたが、しばらく財布を見ながら諦めて車で立ち去った。父親と顔が似ているので・・特に哀愁の漂うような姿・様は・・良いものではない。
子供の頃から知っているので・・特に気になった。
お金は天下の廻りもの・・とおじさんは暮らして来たが・・何度も信用を失うことのデメリットを商売人の子供として聞かされてきた。そんな訳で自身が金融機関・カード会社との支払いトラブルを起こしたことはない。
今年の初め 彼の父から、酒の席で子供の話となり 息子が薬局というかドラッグストアでバイト生活しているので、これから先が心配で・・と今年4月から嘱託を辞めるとの話を聞いた後、子供の近況を聞いた。
そんなことがあったのを思い出したので・・誰も一緒だよ・・と話していたが、今回のことである。
月末だから!と思う事にした。日々の生活「知らなきゃ良かった」ことは多い。
どうするか?
おじさんは 幸か不幸か離婚せず耐え忍んでいるが、友人は離婚して親夫婦と息子1人の4人家族で暮らしている。年を経るにつれて これからどうなるのかと、不安を覚えて始めたのかもしれないと思い当たる。あいつも同じか!と改めて思った。
歳をとるにつれて体のどこかが痛くなったり、内臓に不安が出て来る。毎日クスリを飲みつつ朝を迎え・・世の中そして自身の体力気力が、段々厳しくなるように思えて来る。そんな切ないことを 朝から思うことが増えるのが、年を取る一面のように思う。
同時にばあ様のような高齢者を毎日見ていれば、我が身の行く末も見えて来る。口に出さないが 良くてこの状態までか!とまで思う。また先日 知人から大腸がん手術の件を聞いているので・・今週は特に「心の居所」が良くない。
殆どの人は誰もが「何のために生きているか?」と聞かれても答えることは難しいと思う。おじさん自身が、普段 何が人を日々を生きさせるのか?などと 最近考えたこともない。
子供の頃「死ぬために」と生意気にも考え、ある種のパラドクスの中で人は生きてるだけなんだと、感覚的に思ったことがある。それ以来何かと考えるのが億劫になり・・無理して考えなくても生きていけると分かった。無理をしても、しなくても・・変わりなしと考えるのを止めた。
それに家の宗派が浄土真宗なので「南無阿弥陀仏」と唱えれば、完全他力で天国に逝けるので考えなくても・・と思った次第である。毎日何か思ったことを努力していれば、何とかなると済ませて生きて来た。
幸いにして死にたいと思ったことが(幸いにも)殆どなく、そんなことを考えるタイプも周囲に居なかったことも幸いしているようである。もちろん 居たかもしれないが・・酒で自ら縮めた奴はいたが、そこまでは考えてはいなかったと理解している。
それ故 今も「適当が一番」と日々を送るようになってしまった。