本日の昼食は ざるそばにしてみた。１８０円に消費税で２００円ほどである。２人前と書いてあるのでこれでいいかと購入した。半生冷蔵品であり、茹でるのは２分とある。
事務所の専用レンジはＩＨ１口タイプなので、タイマーをセットして適当に茹でることが出来る。夏バテ気味なので 冷たすぎるのもどうかと思い、氷を使ってまで冷やそうと思わなかったが、冷やしている途中からカランから温水が出て来た。あちゃ～これは氷を使わないとと・・急いで冷蔵庫から氷を取り出してボウルに突っ込む。軽くもんで表面の粉の残りとぬめりを流し、ざるを振りながら氷水で洗う。
氷水を触りながら そうめんか冷や麦でも良かったか？と思うが・・ツユと乾麺を買うのも面倒なので・・来週にしようかと考えてしまう。そう言えば学生時代 そうめんと冷奴で安く済ませていたことを思い出した。本日は ばあ様がデイサービスに出かけたので、週に一度だけの１人前用昼食作りである。
付属しているツユは希釈なしで、ネギなどの薬味もなし・・おじさんの好みで山葵（わさび）一択である。やはりざるそばには山葵が一番である。と思いながら スーパーで刺身購入ついでに貰ってきているパックを使う。奥さん・ばあ様などがほとんど使わないので余った山葵パックをストックしている。
そばに山葵つけか ツユに山葵投入かと迷うのは理解できるが・・インスタントのそばに 畑作の山葵もどきの組み合わせである。そんな面倒なことは考えないで、ツユに山葵を全量投入する。
そばは繰る（たぐる）と言うが、５箸ほど繰れば１人前が終わる。あちゃ～ 少ない。天ぷらなどの副総菜もなく、握り寿司のパックも買ってないので・・またお腹が空いたら何か食べに行こうと考え、そばを一気に食べてしまった。
ダイエットは明日から
１時間半もすると・・小腹が空いて来る。ここで食べないことが、糖尿・中性脂肪など中高年の諸病に良く 健康に良いとは思うが・・誘惑に負けてしまう。どうしようかと思ったが、空き具合とダイエットから 牛丼のミニとするかと・・すき家まで歩いていく。５０ｍ程歩いて 余りの暑さに・・帰って車に乗り換え 食べに向かった。軟弱 この上ない。
タブレット注文して、目を上げるとそこには どんぶりを「下支え 肘付き」で食べる器用な２０歳過ぎの女性が・・右手を「ぐーばし」状態で食べていた。男の子なら多いが女性では珍しい。熱くはないのか？子供の頃 直されなかったままで大人になったパターンである。「ぐーばし」ならスプーンを使えと思ったが、味噌汁には向いてないと「ぐーばし」に納得する。女性一人の牛丼も珍しい・・営業出先なのかな？
お茶碗類は 親指を軽く縁に添え、他の指は揃えて茶碗底の高台を支える。最初 手に構える時は右手も使いながら、お茶碗を持ち上げセットする。この時右手に箸を持ってしてはいけない。
左手に茶碗を持ち終えたら、箸を右手で上から取り、茶碗を支え持った左手の上に箸先端を乗せ、右手を下側に滑り込ませ、箸構えを形作る。ここまでする時代ではないが、普段の訓練として自然に行えることが大事である。茶碗・箸の持ち方、動かし方 食事という動物であれば当然する行動なので注意がいる。
おじさんは箸を左手の高台と左手指の間で無理やり挟んで支えることが多い。これは ガサツな男の適当なやり方・・一応の形だけは取れているのと、見た目の大きなマナー違反でもないので・・許されたい。それに牛丼屋なので・・適当さが全開となる。
現在では多少のことは誰でも許してくれるので・・逆に最低限は覚えておくことが大事である。若いうちはそれなりでも、会社などで地位が上がれば・・・宴席末席につくこともあると忘れてはならない。一生立場などが変わらないサラリーマンの数は半分以下である。そんな瞬間のために 普段からマナールーチンを徹底するのが良いと思う。
普段と特別の日の捉え方の差であり、あくまでも おじさんの考えである。「百年兵を養うはは、一日これを用いんがためなり」旧海軍 山本五十六の言葉と同様に、いつ訪れないかもしれない瞬間を考えるためである。
年寄りから親の顔が見たいと 若者のしつけを問題にして来る理由も理解もしている。歳を取り マナー違反で恥をかくのは本人であり、最終的には本人が決めるものである。
そんな若い女性の食事風景を見ながら、今日も・・自分を甘やかしてしまった。
牛丼をサイズアップしてしまい・・今日も ダイエットは明日から！ となる。