世界でも身の回りの世間でも「またなの?」と思うことが増えた。「分かってないの?」と突っ込みを入れたくなってしまう。

韓国で5月26日 アシアナ航空機に乗っていた30代の韓国人男性が、着陸直前の上空約213メートルで非常ドアを開ける騒ぎが起きていた。幸いにも高度が低いため大事に至らなかった。

同様の事件が6月19日「飛行中のチェジュ航空機内で乗客がドアを開けようとして暴れるハプニングが発生した」と伝えられた。記事によると、現地時間同日午前1時49分にフィリピン・セブを出発し、韓国・仁川に向かっていたチェジュ航空機内で乗客の韓国人男性がドアの開放を試みた。機種はボーイング737で、当時機内には180人ほどの乗客がいた。幸い当該機種は離陸後に内部から任意にドアを開けられない設計であり、当時の航空機の高度上、外部と内部の圧力差により実際にドアが開くことはなかったという。

現在は構造上高高度で開くことはないが・・絶対はないと思う性格なので一応の疑心は持っている。これで高度があれば地獄である。機内は一瞬で圧力が下がり水蒸気圧が下がり霧の発生そして空気が吸い出される。下手な取付け状態の備品なども吸い出される。場合によっては乗客も吸い出され、マスクは降りてきても間に合わず失神あるいは呼吸困難となる可能性もある。

次にアロハ航空機の事故を書いて置くのだが、これは機体破損による事故であり機長の緊急急降下で大きな被害を免れた。現在の航空機はこれらの事故を経て、改良されている。

チェジュ航空によると、ドアの前の席に座っていた男性が離陸から1時間後に胸苦しさを訴えて異常行動を見せたため、乗務員席に近い1Cの座席に移動させた。その後も異常行動は続き  突然ドアに駆け寄り開放しようとした。男性は「ドアを開けて全員殺してやる」と述べていたというから・・自殺願望でもあったのか?

こんな記事を見ると、飛行機に乗るのも一時のことであるが乗るメンバーには恵まれたい。だがこの記事に対する韓国人のコメントにも・・幾らか差別的要素が強く出ていた。韓国人でいることは生き苦しいのかもしれない。しかしこんなことを起こす方々との旅行はご遠慮申し上げたい。命がいくつかないとと思う・・危なすぎる。

アロハ航空機事故

1988年04月28日 高度約7300mの太平洋上空で機体の屋根が剥がれ乗務員が飛ばされた。アロハ航空243便 ボーイング737がヒロからホノルルへ飛行中、機体の屋根の一部が剥がれ落ち、乗務員一名が機外へ飛ばされ死亡。その後無事マウイへ緊急着陸した。原因は金属疲労と腐食により、機体の鋼板の継ぎ目が剥がれてしまったといわれている。

世界で最も飛行回数の多いボーイング737を数機使用していた。この事故が生じた飛行機は飛行回数が第2番めに多いもので、製造会社やFAAからも疲労によるひび割れなどの検査を充分行うように指示が出ていた。アロハ航空もそれに従って検査をおこなっていたが、検査からは特に問題が発見されず、使用を続けた。

原因     このボーイング737は、使用開始から19年たっており、飛行回数はボーイング737の中でも2番目に多かった。同737機種は、その生産開始当時、機体のアルミニウム板継ぎ目に常温の接着剤を使用していたが、ここに水分が吸収されると腐食が起こりやすいことが、後に指摘され、その接合方式は中止された。

ボーイング737 50年前から少しづつ変わってきた
投稿者

おじさん

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