先日 叔母の老々介護を書いたが、これから先は おすぎとピーコのような事例が増えると予想している。我が家のばあ様も今月誕生日を迎えて91歳を過ぎているが、まだまだ元気である。昔と違い歳を寄せても比較的体力があるのが現在の老人である。多分 豊かな食生活が基礎体力などを支えていると考えている。
逆に言えば 昔は年齢が70歳が来れば体力が落ち、分別も付くので悪事などしないと思われてきた老人の殺人事件、放火などが起きている。先日も青森三戸で放火したのが90歳を超える方とのニュースを見た。歳取っても体力あるが、老人性痴呆・ウツなど精神疾患が出やすくなり、切れる老人が増えたのかもしれない。
おすぎとピーコの記事を見て いかに年取るか?が大きな課題になってきた。
おじさん 最近「いかに」と思うことが増えている。理想はあっても実現する困難さを理解・体感するにつれて・・青春期に思ったというか?悩んだのと同様である。そう考えると大して成長していないことに気づく。悟りへの道は険しい。
他山の石
ネットニュースでピーコ 万引きで逮捕され施設入り報道があった。一世を風靡した おすぎとピーコが老老介護状態となり、彼らの凋落したことを感じた。おじさんも他人事とは思えない。そのスタート要因は同居する双子の弟でおすぎの認知症と言われるが、狂わされる要因は お金とストレスがしばしば挙げられる。
幾分安心な点はおじさんが、少ないとはいえ40年以上厚生年金に加入して、現在年金を受け取っている点だと思う。そして贅沢をすることもなく、つつましく暮らしている。
恐らくおすぎとピーコは年金を掛ける期間も短く、貯えもあったがタレントということもあり生活に多額につぎ込むこともあったと思う。カードは使用停止にされてと報道があるので、それなりの経済的に破綻していたことも見えてくる。タレントという夢を形として見せる職業での厳しさと思う。ない袖も振る覚悟で生きてきたのだろう。
他山の石と書いたが・・おじさんの受給している年金額で言えば、生活保護に毛の生えた程度である。まだ社会保険・医療費・税金を考えれば、「なんのこっちゃ」と疑問を持たざるを得ない。贅沢をするということを戒める意味も込めて「他山の石」と書いた。
年齢を考えると 年齢78歳になれば、おじさんも生きていれば同様に認知症と向かい合わないといけない。その時には ばあ様は100歳を超え、奥さんも75歳 運よく元気に生きてれば 家族の誰かに認知症が発生するのは見えてくる。その意味でも「他山の石」と思わずにはいられない。
記事
4月19日、「おすぎとピーコ」でお馴染みのピーコが万引きで逮捕されていたと「NEWSポストセブン」が報じた。
記事によると、3月25日に買い物に訪れた店でピーコは万引きをしたとして逮捕。ピーコは「カードで支払った」と説明したが、カードは使用停止となっていた。また、ピーコは万引きを繰り返しており、買い物した店とは別の自宅周辺の複数のお店が警察に相談していたという。ここ数年、ピーコをめぐっては、双子の弟でおすぎ(78歳)との“老老介護”の様子が取り沙汰されていた。おすぎさんに21年夏ごろから認知症の症状がみられるようになった・・略・・ピーコさんがおすぎさんを老老介護していました。
4月16日放送の『サンデージャポン』(TBS系)で、ピーコはおすぎとは別の高齢者施設に入り、無事であることを関係者が報告。万引きで逮捕された後に釈放され、施設に入ったことも「ポストセブン」は伝えている。
閑話休題
おすぎとピーコ 2年前に事務所を閉鎖し タレント活動も休止されていたようです。歯に衣着せずの軽快な語り口であった事を思い出します。長生きの不都合・恐怖を感じるようで、これは・・いけません。悲し過ると思えて来ます。如何に人生を楽しみ、最後を迎えるか・・重たい課題と教えてくれます。
おじさん 性格なのか?こうなると「ボケたもの勝ち」の風景も想像して、難しく考えなくてもと・・思いつつ、タイミング良くボケが来るとも分からないので・・やはり課題の重さは変わらない。
どうしましょ!