月曜日の朝は「嵐が来るかも」と思っていたが、銀行問題の早期押さえ込みが功を奏したのか落ち着いている。良き事かなと単純に思ってしまう。おじさんが勝負師なら悔しがるだろうが・・そんなタイプでないので、「そうね」「よかったね」と済ますタイプである。
休み明けで高反発しているようで・・マイナスが0となることを祈念していたが・・アメリカの金利が上がると見込んでまたダウは下落。
博打というか賭け事をほとんどしないで、半生が過ぎたので 今さら株などで勝負もする気はほとんどない。大過なくというのが正直なところである。本音も小さくチマチマ 運を使っていれば、これという大勝負で運を逃がすと思っている。
ニュースでは預金者の保護を目的に各国の通貨当局が協力し、銀行の合併・ドル流通性確保など対策をどんどん打ち出しているので、スタートは緩やかであった。昼からはそれなりに株価は落ちて来たようである。このまま落ち着いてくれれば良いのにと思っていたが・・。
NY原油なども60ドル後半で落ち着いているので、ガソリン価格なども幾らか下がるのでは期待している。ロシア制裁の為 ロシア産原油の値段上限60ドルと決めているので、逆にこれが足かせでこれ以上の価格下降はないかも知れない。中国・インドなど景気浮揚も高価格の原油消費拡大があるので疑問が湧く。従って ロシア原油の入るタンク在庫も沢山になってくるだろうから・・ダブついたロシア産原油がさらに下がってバランスしてもらいたいものである。
終末 天候が雨になるという。菜種梅雨(なたねつゆ)というが・・おじさんの地域ではまだ花見の季節直前の為 4月からは晴れて欲しいと願っている。現在 山に山桜のピンク色が見え出したので、週末からソメイヨシノが一斉に咲きだすと思っている。
灰汁(あく)
先日から「茗花(なばな)」を収穫してお浸しなどで食べている。少し苦みがあり春の味と思う。人は春になれば「えぐみ」「苦味」など、些か灰汁・癖の強いものを食べる。伝統的な食の文化でもある。七草がゆなどもその流れであると思う。
以前読んだ本では「体内に溜まった老廃物を出す」との事であった。特に山菜などは抗酸化作用や新陳代謝を活発にするなど、さまざまな健康によい成分が含まれていることが近年の研究で明らかになってきた。
自宅の庭の片隅にもフキノトウが出ているのを見つけた。どういう訳だか分からないが、子供の頃から自生している。多分花崗土などで地上げした際に やって来たとは思っている。勿論 小さい頃は婆さんがフキを取り、すじ取りをして煮物の一品にしていた。
おじさんも子供の頃は土筆(つくし)を取り、持ち帰って佃煮のようにしてもらっていた。そんな日常を過ごしていたことを考えると・・やはり昭和40年代は貧しかったと改めて思う。
嵐を呼ぶ
「花に嵐」の言葉通り、桜の時期には突然の気象変化が起き易い。春の一番も東シナ海で強風が吹き荒れることを指す言葉であり、海難事故への警鐘を鳴らす事であった。
確かキャンディーズの曲「春一番」変わっていったようである。おじさんの世代がコアなファン層でもあるので、誤解を広める一翼を担ったとは反省している。
嵐を呼ぶと来れば日活映画 石原裕次郎主演の「嵐を呼ぶ男」を思い出す。最初は石原裕次郎主演であったが、2作目は渡哲也主演となる。
手にケガしながらも ドラム演奏で勝負し勝つと言うものであった。おじさんは1957年の石原裕次郎主演をTVにて鑑賞した。ナイトクラブ全盛の時代のお話であり、今の時代にはマッチしない昭和ならではの映画である。
そういえば「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ園児」なるスーパーファミコン用スクロールアクションゲームもあったことを思い出す。そんなことを考えていると「嵐を呼ぶ・・」良い響きである。
しかしながら「嵐を呼ぶ老人」となるのも、老健施設で杖を振り回し暴れる老人のようで・・良いとも思えない。さてさて どうなるのか?我ながら心配なことである。