関西の落語あるいは漫才で良く飛び出してくる言葉である。意味とすれば「面倒だな」というニアンスである。現在のペイペイ運用を見ていると あまりゲインがない状態で推移している。正直わずかな小遣いでやっていることなので 恥ずかしいが、やっぱり世間の流れから目を逸らしてはいけない。経済記事チェック止めればボケはじめ・・の遠因となる。
近日の経済記事を再チェックして気づくことがあった。
やはりアメリカは不景気なんだと分かる。ISM製造業景気指数などは49と50を切るので それなりに悪いというレベルである。世界主要国の指数も似たようなもので、同じく不況と言った方が良いかも知れない。不況に近い状態で・・市場で遣り合う投資家に凄みというより驚きを感じる。
現在の状況は 金利の引き上げでインフレが収まっただけであり、物価上昇がさらに進むことを回避できただけであり、高くなった物価が元に戻るわけではない。つまり当分の間、高コストと供給制限が続くと考えたほうがよい。インフレ抑制に成功しても、当然の結果として景気は悪くなる。
現在、アメリカの政策金利は4%に達しており、FRBは金利の上昇幅を縮小させる可能性は示唆した。短期金利である政策金利が4%台となったなら、長期金利が4%台ということはあり得ない。市場では長期金利が5~6%台に上昇する可能性が高い。
注目の米消費者物価指数(CPI)の発表は約6%と、米インフレ鈍化の可能性が確定した。昨日のNYダウはプラスで終えた。
普通ならペイペイ運用もプラスと見込めるが、円高になり朝の数字では1%ダウンとなっていた。この辺りが「難儀やな」と思える所以である。
円高
財務省は1月12日、2022年11月の国際収支速報を発表した。
日本が貿易や投資などでどれだけ稼いだかを示す経常収支は1兆8036億円の黒字となった。
輸出から輸入を差し引いた貿易収支は、1兆5378億円の赤字だったが、「証券投資収益」が大きく、第一次所得収支が3兆7245億円の黒字だった。10月の経常収支は641億円の赤字で2022年1月以来9カ月ぶりに赤字に転落していたが、一気に黒字に転換した。企業が円安を利用して海外との清算が理由として挙げられている。
ところが昨夜から円高・・・今朝には1ドル=129円切りとなっている。
という訳か ペイペイ運用を見ると1%下振れしていた。
資金集め
ポイントをペイペイ運用に任せるのも、予想出来ない値動きがあるので運用に入れず貯めておく設定としていた。しばらく前から「500ポイント入れたら抽選で・・」と表示してくる。運試しに500ポイントを4回に分けて運用モードにした。結果は3等が3本、残念が1本 合計で5ポイント×3=15ポイントとなった。
円高に伴う下げで実質0ポイントとなってしまった。まあ 「色気を出すのもほどほどに」という結果である。悪銭身に付かずとも言うので、買い物にでも使おうと思っている。
最後にFRBが予定した金利の引き上げを進めた場合、インフレは収まる一方、リセッションに陥る可能性は高い。昔から アメリカがくしゃみをすれば、日本が風邪を引くというのはよく知られた事実であり、今年の日本経済は相当な覚悟が必要となるかもしれない。
中国のリセッションも確定的であり、今年はどうなるのか心配である。年初から難儀と思えることが多すぎる。
昨日は日銀の国債買い入れ 4兆8000万円となった由。金利負担はぐっと減ったが、この先の不透明性も増してくる。あらあら どうなって行くか?疑問ばかりが浮かんでくる。