日曜日は 朝一から防災訓練に参加した。開始・集合連絡についてすったもんだはあったが9:00に合わせ、会場の小学校まで歩いて向かった。20名ほど集合した後 徒歩で会場に向かう。道の途中ブロッコリーの畑があるのだが、家の日影となる部分の成長が露骨に違う畑があった。田舎の年寄りの集まり・・誰にも一言しても良いような農業経験があるので・・通学路であれやこれやと盛り上がる。
その内 普段歩かないので・・動悸がすると言う方も出たり、昔は田んぼの中を斜めにと言った武勇伝的会話が繰り広げられる。
小学校の会場に着くとずいぶん早い到着であった。他を見渡すと 来ているのは学校から離れた地区ばかりである。学校に近い地区程遅くなるのは子供の頃から変わらない。
マスク姿であるが、昔からの馴染みが多いので 何となく 手と頷き(うなずき)で挨拶する。
後は・・日本全国共通のような、防災協議会会長挨拶・議員1名の挨拶が済めば、オリエンテーションとなる。そして地区ごとに分かれて順序良く、土のう作成・地震体験・煙部屋・蘇生・AEDなどのコーナーを回っていく。
防災体験
最初スタートしたのは土のう作りである。こんなことは畑で石などが出て来たものをまとめて捨てるためやっているので、簡単である。それに会社勤めしていた頃 危険物を扱う職場のため「ホース展張」「規律訓練」などの一環でやらされてきたので・・まだ覚えている。
一応1袋作ればOKである。
次は子供たちが期待している地震体験である。おじさんは乗るのは遠慮した。
地震が起きれば真っ当に動けないのは分かっているので・・体験する必要なし。
昔 震度4強を10階の仕事場で体験した。椅子に腰かけていて、思わず足を出して踏ん張ったところに、机の引き出しが飛び出て来た。まあ 大きな地震では瞬間的にどうこう出来るものではないので、事後如何に落ち着いて行動するだけである。
次はトイレ問題についての話があり、水の確保に次いで重要とのガイダンスがあった。最近は防災用品として専用の臭気の漏れにくいビニール袋あるいは固める高分子材料が売られているとの話であった。
その他 煙部屋・蘇生・AEDなどの講習があった。この辺りは若い方が実施されるのを見ているだけで・・過ぎていった。
余暇
そう言えば家にキャンプ道具がおいてあれば、緊急時には役立つとの話も聞く。もう少し暖かくなればバイクでソロキャンプに出かけたいが、ばあ様をはじめに引っかかることが多いため無理かも知れない。出かけるとなれば、再整備するのだが・・と思い出す。
ところが 隠居生活は予定満載で・・余暇などなく 時間が足りない。
家庭菜園作業機のキャブ他整備、バイクジャイロアップの整備、家庭菜園、家屋のペンキ塗り、ホームページ作成など予定は埋まっている。それにお天気の要素が加わり、同時に降って湧いた用事あるいは遣らないといけないことも加わり・・どうしたものか?と思う日々を送っている。12月中旬には神社のしめ縄作りなどの自治会行事もある。
あれこれ思うだけで・・歳と日は過ぎて・・重なっていく。画して・・老人は口だけになるのかも知れない。古人曰く「少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすく がくなりがたし)」。されど気にし過ぎれば・・ストレス ストレス・・諸兄もご注意あれ!