おじさんの知人 今年6月取締役会において 常務から相談役に引いたが、早 相談役も引いたようである。
相談役になった途端 個室に閉じ込められ・・時間を持て余して・・との話であった。義兄が住んでいる所から家が近いので、自宅まで顔を見に行き会話したことを昨日聞いた。
おじさんも 聞いて即納得!義兄も さも当然というような顔をしていた。
判断は 受動的に生きて来たのか?能動的に生きて来たのか?生き様の結果のようなものである。言い換えれば サラリーマンで定型のジョブをして時間経過すればお金になる立場とならない立場など 生きて来たコースで決まってくる。
おじさんにとって 隠居の初めは辛い物好きが辛い物を断つようなものであった。刺激からの逃避のようなものである。ブログを書き出したのも、子供に経験を伝えたいと思ったし、日々感じたことを記録するという目的もあった。しかし 経験したことのないことへの挑戦が底流に流れていた。
ここまで書けばお判りいただけるかと思うが、定年後 亭主が奥さんに付いて・・・などの話は おじさん達には無縁である。人生を・仕事をワクワクしながら生きて来たか・来なかったかの結果のようなものと思っている。
汁なし担々麵
四川風 汁なし担々麺を食べると 山椒の舌を刺すような辛さに参ることがある。辛さは普通をお願いしたのだが、意外に辛いというか山椒のピリピリ感が堪らない。
サイドの餃子も店の味付けのためか?並みではない。とんでもないものを頼んでしまったのか?後悔のようなものが頭の中で流れるが・・死にはしないだろう!と思いながらも、箸が止まらない。水を飲んでも・・辛さは変わらない。
食べて終わって 店を出て数歩行くと、しばらくしたら・・ね!という感覚である。
おじさんのしてきた設計は 前例踏襲ということがほとんどなく、基準自体を読んで「なんのこちゃ?」と思いながらも、位置・距離などをオリジナルに決めていくようなことを主としてしていた。参考図がない中で「かたち」の粗方を決め、材料・配管などの応力解析による温度変化などで破壊されないことを概略確認する。限界を超えた場合は再度最初に帰り、案を練り直す。
極端な話 CAD等に向かうのは 頭の中で3次元がほぼ出来た状態であり、仕事の大半は脇から見れば 遊んでいると思われても仕方ない仕事っぷりであった。
それでもたまに 船名を変えるだけ あるいは変えるのはごく一部という仕事も頂いた。
定番の味噌ラーメンあるいは塩ラーメンは 勿論美味しいけれど・・どこか物足りない。でも 仕事での稼ぎは効率が良い。会社を大きくしたいのか?楽しく仕事をしたいのか?
されど 四川風汁なし担々麺食べる世界に居たものは・・食べてしまう。数日も経てば・・苦労を忘れて・・さあ 次行こうか!に変わってしまう。
良い面も・悪い面もあって 人間は人生を楽しむ。
性格だろうか?性格だけでないとも思う。