ベランダに布団を干した際に 夏ミカンの木の枝があると布団が汚れる恐れがあるので 奥さんが切ってくれと言うことで・・枝を切るだけではまた来年も枝切りとなるだけであり、家の周辺に風を通すことも考え根元から切ることにした。
にゃんこ騒動もあるので、見通しを妨げるものを排除ということもある。
根元の直径が20cm位なので、剪定ノコでは無理である。毎度のことながら伐る前にチェーンソーの目立てから始まる。スチィールチェンソーのような高額品であれば切れ味はあまり落ちないが、おじさんの使うリョービの電動ごときでは切れ味がスグ落ちる。特に木の根本付近では土砂がたまりやすい。「くぼみ」がある木を切った場合は砂を噛むためか一気に切れ味は劣化する。目立て作業が出来れば、即目立てをして対応出来るので気にならない。
またアドバイスと言うか・・年に2回程度しか使用しない道具なので、安売りしてなければ購入は考えない方が良い。またチェーンソーを借りるのは 目立てが出来る方に借りるか、レンタルでも目立てされているのを確認して借りること。切れ味が全く変わってしまい、下手なのに当たれば・・作業自体が危険で効率も悪くなる。
更にエンジンタイプはエンジンを触れない方はエンジン整備に手間を取る可能性があるのでお勧めしない。山仕事で刃渡りのあるのを見るとあこがれるが・・毎日のように使いメンテするからである。
道具
おじさんが使っているのは角度ゲージが付いたやすりである。電動の高価な工具もあるが、研ぐ刃の数も少ないのでこれで足りている。メーカーによって刃の角度が決まっているので、単純な丸やすりでは構えた時に 角度は大丈夫かと自信が無くなる。素人のつらいところである。もちろん慣れれば支障はないと思うので、丸やすり一本でも良いとは思う。
後はメーカー説明書でチェーンの張りなどを調整し、オイル補給すれば何年も使える。おじさんは10年前から使っているが、補充オイルは購入時のみ またチェーンは一度購入しただけである。もちろん鋸の切削面に無理を掛ければ・・寿命は短い。
なお丸やすりの使い方は西洋工具なので「押し」で削るのが原則である。往復して削れば目立ては出来ない。
アリ
木を切ったところ切った根元部分に虫穴があり、そこからアリがたくさん出て来た。下手すると嚙まれ腫れることもあるので、速やかに畑の脇の腐葉土用囲いのそばに投げ込んだ。何日か過ぎて葉が枯れ アブラムシなどアリと共存している昆虫がいなくなれば・・と思い、片づけは後日とした。
ばあ様には触らないでと言っておいた・・アリのいることまでは伝えなかったが・・やはり ばあ様 手を出して腕を噛まれたらしい。自分で剪定ばさみを持ち出し、枝切りをやったらしい?「触ったの?」と聞いたら途端に黙ってしまった。
奥さんもばあ様も人の言うことを聞かないで被害を受ける。乾けば堅くなるなどといつもこの種の「ご託」を並べるが・・噛まれて 腫れたり痒くなるより増しと思い声をかけたが・・聞かなかっただけ!まあ 勝手な行動なので しかたなし。