５月９日に 新幹線に無料で乗れる国会議員の“特権”を悪用し、岐阜県の立憲民主党元参院議員が現職の国会議員になりすまして、新幹線のグリーン券をだまし取ったとして逮捕されたことが報道されました。元参院議員の山下八洲夫容疑者(79)と言うことでしたが・・この歳が来てもまだやるの？と驚いてしまいました。
同時にそのシステムがアップデートされずに、証明・手続き書類などが運用されていることに驚いてしまった。
JR東京駅の窓口を訪れた山下容疑者は、自民党の現職国会議員の名前を勝手に記入した申込書とともに通称「JR無料パス」といわれる国会議員の鉄道乗車証を提示したとのこと。勿論 元議員ですので鉄道乗車証は、有効期限が切れたものでした。
山下容疑者は、東京=名古屋間の往復切符を申請したものの、実際に手渡されたのは2枚とも名古屋行きのチケットであり、間違いに気づいたJR東海が、申込書に書かれた現職の国会議員側に謝罪の連絡をしたことで、事件が発覚しました。
でたらめさと言うか 間違いの多重発生で発覚したというお粗末さに、笑ってしまった。
山下容疑者
中国湖北省で生まれ、岐阜県中津川市及び広島県で育つ。広陵高等学校を卒業し、中央大学法学部に進学するが中退とのこと。おじさんの元上司であった方とほぼ経歴が同じであったので 何となくどんな人物だろうかと興味深々である。おじさんの元上司は中国語が話せるので、福建省出身のホステスさんを気に入り、請求書の際をさせるために良く誘われた思い出がある。そういえば口癖が「しめこのウサギ」と言いていたことを思い出す。余談が過ぎるので・・元に戻して
1966年、日本社会党に入党し、楯兼次郎衆議院議員の秘書を務める。1983年の第37回衆議院議員総選挙に日本社会党公認で旧岐阜2区から立候補し、初当選。以後4期務める。
1996年、社会民主党結党には参加せず、旧民主党からの立候補を希望していたが、民主党側が受け入れず、第41回衆議院議員総選挙には無所属で岐阜5区から立候補するが落選。落選後の1997年、民主党に入党。
1998年 岐阜県選挙区から民主党公認で立候補・当選。
2010年 立候補するも落選。同年旭日重光章受章。
2018年 民進党に離党届を提出。
2022年5月まで党の岐阜県連常任顧問職にあったが、今回の詐取で逮捕され、党の役職解任および除籍処分となった。
以上をまとめると 2010年までに衆院議員を4期、参院議員を2期務め、現在は立憲民主党岐阜県連の常任顧問を務めていた。勲章まで貰っているのに・・引いた後の身の処し方・・考えないとダメだし、小欲に流れ溺れることも 止めることが出来なかったのか？議員年金だけで暮らせそうなのに・・バカと言うほかないように思う。
ポリシー
こんなことを見ていると人間なんぞはイデオロギーではなく、如何に自分自身と周囲の方に正直に生きることの大事さを思う。どちらかと言えば自身の決めるポリシーが大きいと分かる。
長い老後をいかに楽しく過ごすことには、自分でルールを決めておかないとダラダラして・・まさに「小人閑居して不善を成す」とのことわざを体得出来ると分かってくる。
先程 昼のTVニュースで国立病院の工事について、職員と業者との癒着などが報道されていた。おじさんも石油関係のエンジニアリング部門でいたので誘惑などは日常茶飯事であった。バブル期も終わっていたが、まだまだ業界がイケイケであったのでモラルの問題という意識程度しかなかった。今なら会社から訴えられるようなことも多く見て来た。他人をどうこう言う性格でもないので、多くは言わない。欲に過ぎず、品よく生きることが良いと思う。
おじさんの子供はもう少し経たないと味わわないかと思うが・・まあ お気付けください。