ばあ様 90歳直前となり、耳は幾分遠くなったが元気に過ごしている。今週末にコロナの3回目接種のため、頑張って食べて風邪をひかないようにしないと言っている。少し目的と手段がズレているように思えるが、気にしてはいけない。頑張るネタがあればそれでよい。

そう言ったものの ばあ様 何歳までそう手を取らず頑張って頂けるのかが気がかりである。

おじさんの散歩でよく会う80歳にして、コロナワクチンの接種は一度もしてない方がいる。その方によれば 「ソロソロ様子を見に来ないといけないぞ!」と娘さんに連絡しても、「コロナ移したら困るから、早くワクチンしろ!」と言われるらしい。「すぐあの世にイケるからいいんだ」と返すそうである。

毎日午前中はパチンコ屋に通い、奥さんも亡くなり気ままな一人暮らしらしいが・・ボケる前に逝きたいとよく言っている。家族がいないので ボケた場合を恐れていると分かる。

みんな それなりの年齢になれば、介護を心配している。

介護費用

公益財団法人生命保険文化センター 「2021年(令和3年)度生命保険に関する全国実態調査」によれば、介護を行った期間の平均は61.1ヶ月(約5年1ヶ月)で、介護費用の平均は1ヶ月当たり8万3000円です。また 自宅内のバリアフリー工事など住宅のリフォームや介護ベッドなどの購入など別に75万円のようです。

以上から、介護にかかる平均的な費用はトータルには600万円程度と見込んでいます。

介護を行う方法・場所によっても大きく変化するため、ばあ様が元気でも介護を自宅で行うか、それとも施設で行うか考えておく必要があります。おじさん個人としては、最近よく聞く50代ではなく60代後半ですので仕事云々(うんぬん)はありません。ばあ様も比較的元気に90代になりそうなので、年代・年齢的には恵まれています。

50代であれば現役で仕事をバリバリしなければならず、また子育てにも大変な時期かと思います。親の介護について考える場合、在宅介護と施設での介護のどちらにするか 非常に迷う年代かと思います。親の健康状態など個別の事情によって大きく異なり、介護を行う場所を自宅か施設か?また看るのは誰なのか?など考える要素は多いと思います。

おじさんの まずい点は父が自営業者でしたので、ばあ様も国民年金単独であり給付も少ない点です。

介護費用は自宅(在宅)で行う場合の月額平均 約5万円に対し、施設の場合の平均は在宅の2.5倍近い、約12万円もかかります。自宅なら ばあ様の年金で何とか出来ると思いますが、介護施設なら持ち出しとなります。この費用の軽減方法については 明後日のブログに対策として書きます。

介護の費用と年齢について考える場合 年齢から逆算的に考えれば、子供の負担とならないようにする第一は、自身の年金について 厚生年金を基本にいくらかの上乗せ年金(国民年金基金など)を計画する。また結婚も早期とし子供を早く持つことかと思う。

若い時に子供が出来れば 子育て費用に泣くが、年取れば楽になるという仕組みである。どちらと言われれば おじさんは若く子供が出来ることを選ぶ。若ければ「着た切り雀」のように貧しさが表に出ても、お金がありませんのでと言えば終わることを知っているからである。昔 見かねたのか?先輩諸氏から奢っていただき、ただ飯・ただ酒を頂いた。見栄など張る必要はないと思う。誠実・素直に生きていれば、それなりに可愛がって頂ける。自らの体験である。

なお奥さんの年金は おじさんの受給額の0.7掛け あるいは自身の厚生年金の額となる。いくらか足りないと想定できるので、奥さん自身で貯金などにて確保をお願いしたい。子供の負担とならないための基本と思う。

最後に書いておくが、おじさんは今まで 奥さんの懐を狙って手を入れたことなど一切ない。またその対策も奥さん自身にゆだねている。もし 奥さんの単身老後が厳しければ 田んぼなど不動産を処分し、自宅にモーゲージローンなど設定すればよいと思う。元不動産屋の持つ田んぼであるから、開発分譲出来るように接道・水路増設など小細工は終わっている。もちろん境界の確定をおじさんが元気なうちに全て済ませたいが、終わらなければ許されたい。

投稿者

おじさん

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