石炭をどの国も必要としているのが、世界のエネルギー事情である。COP21でCO2問題で散々痛めつけられた石炭であるが、世界の多くの国は 密かに石炭を喉から手が出るほど欲しがっている。

今週インドネシアの石炭輸出禁止宣言に各国大慌てである。自国の火力発電の石炭不足を懸念しての事らしいが、オーストラリアを蹴ってインドネシアに乗り換えた中国、従来より輸入していた韓国、日本などが代替地探しに大変となる。

実際は燃料として石炭廃止と言いながら、ガス・石油の高騰を前にして、いかにうまく石炭を使うかと考えているのが世界の大勢である。その後に小型原子力発電をリスク分散的に配置できるかが問われていると思っている。再生可能エネルギーの凸凹をいかに埋めるかの知恵が求められている。

エネルギー問題は 国同士がお互いを牽制しつつ進んで行く。先ずは 噓つきだらけの世界を冷静に見ることである。

本音と建前

ドイツはメルケルの長期政権下で原発廃止・石炭発電廃止と エコ論者の理想のような道を辿ってきたが、ここに来て気候変動に泣かされている。気候変動のための変革が、気候変動により圧迫されるという悲劇が発生している。

おじさん若い頃 寮の左巻きの方々から無理やり本を薦められ読んだことがある。ドイツのデカルト・カントそしてヘーゲルからマルクスなどに至る哲学をかじった経験からドイツは観念的と思っている。それゆえに理想が高く・・リスクヘッジなど歯牙にもかけない性格のようで・・世界大戦で2連続敗戦国をしたのも合点がいってしまった。

今回のエネルギー問題も同じである。国内に有力な石炭産地ルールを持つのに・・本音と建前をどう捌くかが 普通の国の対応である。

それでも電気代が6割高、ガスも6割高となっているドイツ、何やっているの?としか思えない。そのドイツをよいしょする日本のマスコミなど、更なるバカとしか言いようがない。

そうは言ってもリスクヘッジに負担感もあり、他人事ではなくても手を抜く。普通に考えて生きてる間それなりに暮らせればよいとし、ノー天気過ごす面もある。結果 バカやってしまった!今更 付ける薬もないと心得て、我慢するのが大事である。

保険

リスクヘッジついでに書いてしまうが、おじさんのバイト先の社員の一人は、個人年金保険を喜んで掛けているようである。「あの時は時期が良かった!その後条件がきびしくなり・・・今では」との保険屋の営業トークに乗って、バカ高い保険料を支払いながら暮らしているようである。もちろん おじさんは小市民な性格なので、聞いて相槌を打つだけである。

そんなことやるなら公的年金基金に加入するのが王道である。個人年金の保険金給付など見ても公的介護保険のカバー範囲と重複があり、特約で制限受けて貰えない可能性が大きいことに気が付かない。おじさんに言わせれば、化粧のうまいブスなキャバクラのおねーちゃんに貢ぐようなものである。

公的介護保険についてはまだ若く見てないのであろうが痛すぎる。本音と建前の如く 政府の決めた公的保険と個人保険の得失が分らない。普通に考えても どちらが費用が高くなるか少し考えれば判ることである。世の中には化粧のうまいブスなキャバクラのおねーちゃんに貢ぐ方が多い様である。

化粧で変わるよね

掛けなくてもダメ!掛けすぎてもダメ! 中々世渡りは難しい。

投稿者

おじさん

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