本日は元日と打って変わって日差しが暖かく、風も強くない。こんな日に正月暴走に会ってしまった。
正月暴走と言ってもセニアカー集団の暴走であり、ご長寿が道路片側1車線に3台並べて話し合い、後方から2台走ってくる。田舎ならではという風景とも思えるが・・歩行者扱いなのでヘタなことも出来ないので、じっと待っていたが動きが無いので、クラクションを鳴らしてみた。なかなか難儀な集団でじろりと睨まれた。されど目力はない。爺様・ばあ様どいてくれ!
初詣
どうも田舎は平和である。中央道の富士山を目指す暴走族と違い、最高速でも時速6kmほどである。されど近所のご長寿の面々 道を我が道と2列走行されたりするので、下手すれば中央線は引かれていないが2車線の内1車線が塞がれる。
これで道を塞がれて追い越すこともままならず、よたよた走る自転車に比べればマシではあるが、抜き去ることが難しく後ろでのろのろするしかない。ところが本日は3列である。族と一緒である・・天上天下唯我独尊・・何人たりとも おらの前に行くでねえ・・北関東風に言ってみる。
真直ぐ行けばお墓その他、右に曲がれば八坂神社祇園さんである。クラクション鳴らした後1台が右に曲がって進み出したので左に避けて前に行こうとしたが、次が動かない。ゆっくりしている。なお 結局3台とも右に曲がっていったので初詣と判断した所以である。
おじさんの後ろには2台が続く。囲まれていた。でも 怖くない。
奥さん
先日奥さんがコケて膝を打ったらしいが、その後も痛いらしい。本日は近所のうどん屋さんが開いていたので、奥さんに言ったところ食べに行きたいと 昼食はうどんになった。その帰り道 先ほどのご長寿集団の向かった神社に行こうかと奥さんに聞いてみた。膝が痛いので歩きたくないとのことで止めた。
最近 奥さんが風邪気味だったので、お風呂の最後はおじさんが入り掃除をしている。奥さん毎度のことながらカラスの行水並みの速さで風呂に入る。ゆったり膝を温めなければ痛みは収まらないと車中で言ったがまあ言う事を聞くかどうか?おじさんと違い 素直な性格ではないので先は分からない。
人間誤解しながら正しいと思って行動していることが多い。打ち身などはハレが退くまでは冷やし、ハレが引いても痛み、慢性化すれば温めるものである。状況が変われば処置も変わってくる。
ついでと言ってなんだが・・・幸若舞「敦盛」の一節
「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」
織田信長の話で良く聞くが、多くの解釈は人の寿命はたった50年しかないという解釈であるが、厳密に言えば 50年と言えども天界の時間で見れば短いというだけである。
でも 人間思い込んだらという見本のようなものとおじさんは解釈している。またその方がカッコが良い解釈と思える。人間 多少間違っても良いものだと改めて思う。