ためしてガッテンという番組で「降水確率30%で傘を持つか?」との問いに出演タレントと気象予報士の考えが100%異なっていた。プロの考え方とアマの考え方が完全に逆であった。一方は「10回中3回でしょ!それなら持たない」と柴田理恵が言うと、気象予報士は「降水確率30%は十分高い。梅雨でも40%なんですよ」と返す。
感覚的な解釈と統計理論的解釈の差を まざまざと見たようなものである。そう言えば投資に向く性格か判断するテストもあった事を思い出す。人間の行動決定の仕方 様々で面白い。
おじさんは適当に生きているので・・・その場の気分が大きい。感覚的にと言うのが近いかも知れない。もちろんある程度の周期で考えたりはするが、常に決断は瞬間と思っている。それ故「ルビコン川を渡る」「サイは投げらた」という言葉が好きである。それ故 「やってもうた」ことも数多い。それでも何とか暮らしている。多少のミスでこけることはあるが、すぐ立ち上がってリカバーすれば何とかなる。小学校運動会の対抗マッチ競争のようなものである。離されそうで、相手側もこけたりして 結果はそれなりとなる。
会社の処遇
番組の中でも3割で野球のバッターであれば・・・大打者と伝えていた。野球の歴史を見ていても長嶋・王選手もそうだったとうなづく。
おじさんサラリーマン時代そして自営業時代に感じたのだが、企業などの実業では社員などへの微妙な取り扱いの差がある。おじさんがサラリーマンの頃はバブル時代 多少の間違いをしても3割出来れば評価されてきた。会社が伸びているので、一発当たればよいとの時代であった。多少の失敗など 会社も周囲も忘れてくれた。
一方現在のような低成長の時代は「ミスなく」が最も評価される。特に設計の仕事をしていたので、画期的・斬新ではなく 手堅くと言う事が最も評価されるようになった。
そんな経過を知っているので 現在を見ていると、厳しい時代でも 新たな成長を求めているのが企業の本音であるが、しばらくの間は勤めるサラリーマンは手堅いものが重用される。だが順調にある程度回復して落ち着けば、成長のため 人材の評価・登用の要素が変わっていくと思っている。変わる瞬間・風を捕まえるのは何時・誰とは解らない。そんな日が訪れることを想定して自身を成長させるしかない。また準備して置くのも必要である。
イチロー
結婚についてイチローは「結婚ってギャンブルですから」とのコメントから始めた。日興証券のイベントで小学生から70代までの“生徒”からの悩み相談に答える形で行われた。
先のコメントは「大人」編の中から、イチロー氏が夫婦関係と結婚について語った最初である。
結婚がギャンブルという回答に驚く“生徒たち”に イチロー氏は続ける。「お付き合いしているときに全部分かったらそれはそれでつまらないし、結婚してから初めて分かることの方が多いわけで、ギャンブルですよ。それを認めなかったら結婚なんかできないですよね。理想がこうあって、それに向かっていくというよりも、理想を作り上げていくという形の方が、いいんじゃないですかね」と結婚についての考えを語った。
就職などもこれと同じである。夫婦間同様に変化の中で判断基準ごと変わっていく。こんなはずではとお互いが思うものである。だから面白いし、幸せも不幸も生まれて来る。
だがおじさんも男ですので、誰かが言ったか知れませんが、「結婚は女にとってはビジネス」と言うのが心に残っています。まあ 「タヌキとキツネの化かし合い」何れが正解とは言えません。出たとこ勝負のギャンブルと納得しています。どちらも幸せと思えばそれで良し!と心得ています。