先日 バイト先のお父さんとの「ぶつかり」を書いたが、先週末から何にも云われなくなった。順調に勘どころを掴めたのか・・・判らないがそのままである。またトラブルが起きればその時対応すればよい。

ガソリンが急激に上がっているのが原因か? 給油車の数は変らないが1台の給油量が減ったように思う。今週からは灯油がグッと増えた。監視作業等も慣れて来たので、それなりに出来るので疲労も少ない。余裕が出て来たので、車の来ない空白時間に 老子関係の書籍を読み出した。なかなか含蓄のある内容である。

学生の頃 老子は漢文の授業で読んでいたが、改めて読むと面白い。今回の事にも解決のヒントを見るような段もある。人間の本質は大きく変わることは無いと改めて思う。「二千年経っても大丈夫」とイナバの物置のCMのように唱えて見るのもいいかもしれない。

上善如水

「上善如水」 皆も好きで おじさんも好きなフレーズである。これからの季節 肌身に染みてさらに良い・・・ではない。

季節柄 話の方向がズレる前に・・・老子の根幹は「水」に対する見解に満ち溢れる。例えば 水に対してその変幻自在なことを例に挙げる。「方円の器」に従うという言葉がありその特性を現わす。また水の流れが岩を削っていくような情景を現わすような 柔道の「柔よく剛を制す」を生んだ「天下に水より柔弱なるは莫し(なし)・・・弱の強に勝ち、柔の剛に勝つは・・・」の一節もある。

とこれを書きながら別のことをしている。子供の頃からの「ながら族」66歳来ても 収まる気配もなし。スグに 逸れて行きそうになる・・・

<原  文>

上善如水 水善利萬物而不爭 處衆人之所惡 故幾於道

<書き下し文>

上善は水の若(ごと)し。水は善(よ)く万物を利して争わず、衆人の悪(にく)む所に処(お)る、故に道に幾(ちか)し。

<意  訳>

最上の善なるあり方は水のようなものだ。水は、あらゆる物に恵みを与えながら、争うことがなく、誰もがみな厭(いや)だと思う低いところに落ち着く。だから道に近い。

おじさんもかく在りたい!

それにしてもネットで検索すると「お酒」が優先表記される。ありがたい老子の言葉も 一献の酒のしみとおるのに敵わないと見るのが良いのか?末法の世の常なのか・・まあそんなものだと分かっているが・・・皆様同様 やめられない。

カキの種 食べながら冷で・・・今夜も 良きかな! 飽きの来ない いいネタに今宵も感謝。 

投稿者

おじさん

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