ここ数日新型コロナ感染者は増加していくが、高齢者ワクチンの接種の伸びと反するように、罹患された方が40代以下の為、重症患者の伸びが少ない。配慮のない言い方だが死者と重症者がインフルエンザ並になってしまえば・・・と思っていた。ほぼ従来通りの予防行動を取っていれば罹患しても大丈夫な気がする。本日現在の発表を見ると 高齢者の一回が85% 2回までが70% 国民全体でも一回が37%を超える。接種総計は8千万を超える。
多分今回は緊急宣言が出されると思うが、次はどうなんだろうと疑問が沸いて来る。
経済的に無理をしても、罹患は若年層に限られる傾向となりそうだと予想できる。
昨日も南海キャンディーズのしずちゃんが再感染したとの報道であり、病状も軽そうである。一度罹患しても再感染はあると認識しないといけない。
イギリス
新型コロナウイルスの感染が急速に再拡大しているイギリスでは、1日の感染者がおよそ半年ぶりに5万人を超えた。首都ロンドンのあるイングランドでは、感染対策として続いてきた規制が7月19日からほぼすべて撤廃される予定で、懸念が強まりましたが、続報が・・・ない?
イギリスでは、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株が新たな感染のほぼすべてを占め、16日に確認された新たな感染者は5万1870人と1月中旬以来、初めて5万人を超えました。また、死者は49人でした。
ジョンソン首相は、ウイルスによる入院患者や死者は今後も増えるとみられるものの、ワクチンの効果によって、1日の死者が1000人を上回る日が続いた1月のような状況は避けられると説明している。
シンガポール
シンガポール政府は6月下旬に「感染者数の集計をせずに 重症患者の治療に集中する」と宣言、新型コロナウイルスを季節性インフルエンザのように管理する戦略に切り替えた。
シンガポール政府の方針転換の根拠になったのはイスラエルのデータである。それによれば、ワクチン接種完了者が感染する確率は未接種者の30分の1、重症化は10分の1に過ぎないという。
昨年の新型コロナウイルスの致死率は2~3%だったが、イスラエルのワクチン接種完了者の致死率は0.3%まで低下している。この数字は季節性インフルエンザの致死率(0.1%未満)と大きな差はない。
治療薬の出現
続々と治療薬の承認あるいは治験が始まっている。この状況が続けば 新型コロナウイルスはインフルエンザのような「はやり風邪」になりつつあるとの認識が伸びて行く。
「社会としてどの程度まで感染の広がりを許容するのか」という判断が大きな問題となる。
ワクチン接種は欧米諸国に比べて遅れているが、7月末までに希望する高齢者すべての接種が完了する予定である。残念ながら東京五輪の大部分の競技は無観客で実施されることになったが、ワクチン接種が早ければと タラレバと疑問視する声が上がるかも知れない。
「ゼロ・コロナ」を目標にすると 先週起きた中国の再度の都市封鎖騒ぎが起きそうと思う。何処までという馬の手綱捌きにも似た状況が見えてくる。
こんなこと云ってるおじさん 2回接種完了&田舎暮らしゆえ 余裕ぶっこいての発言しています。
費用対効果 犠牲と確率だけの議論 ワクチン接種アナフェラキシーと同じで自分に当たれば誰でもイタイでは済まない。この辺りが「政治判断の問題である」となる要素ですがどう変わるのか?