昨日 長年付き合っていた車を廃車にした。昨年の夏ごろから一気にアクセルを踏み込むとミッションから駆動輪の滑りを知らせるアラームが偶に鳴るようになった。また オープン状態でそれなりのスピードで急ハンドリングすると、フロントサスペンションが負けるのか?車体が負けるのか?挙動がヘタリ気味で良くない。

直すかと考えたものの フロントサスペンション、ショックアブソーバー交換、タイヤ交換など考えていくと部品代で40万円近く掛かってしまう。後2か月ほどで車検があり、部品も15年を超えるので保安部品は何とかなるが、ほかの部品は別途輸入手配するなどが必要となる。その他税金も掛かるので諸々の費用を想定すれば 下手な中古車が買えてしまう。

この辺りが古い外車がギャー車と言われる所以である。乗り味は良いが、一気に寿命が訪れる。年金生活者のおじさんには重い負担となる。

おじさん 無理に整備することが馬鹿らしくなった。またナンバープレートを外し車庫保管も考えたが、乗らない車の所持はおじさんのポリシーに反する。走らせるのが車である。それなりに乗れるが、近い将来 お金が掛ることを知りながら人にお譲りするのも如何なものと思った。という訳で潔く廃車とした。

目的

おじさんがこの車に乗り出すきっかけは おじさん自身がオープンカーが好きだと言うことと、同時に息子にオープンカーを体験させることにあった。その為 バカ高い任意保険を年齢制限なしで掛けていた。最初から息子に自由に使って良しとしたが、乗り方を見て・・・もっと元気にと言うことで横に乗せ 何度か走った。強化サスの車高低めの車を教習所の車のように走らせていた。そんな彼も 後年オープンで元気よくワインディングしたらしく、エアコンの継ぎ手からガスが漏れ 修理部品調達に苦心をしたが・・秀逸!良し!

エアコンの継ぎ手の緩み 原因がオープン時の車体の「ねじれ」にあることは予想できたが、息子に言ったことはない。車を楽しむことが大事と思うからである。

もちろんオープンカーは夏ではなく、冬楽しむのが良いことなども 当然息子に伝えた。

車に対して おじさん当初の目的を達しているので、これで良かったと思っている。人間体験しなければ判らないことが多い。

残骸

廃車にした後から 当初外した新品の灰皿など数点が出て来た。思い出せば まだ倉庫に大物が眠っているかもしれない。新品未使用であるので探して メルカリしてみようかと思いだした。一攫千金出来ると良いのだが、夢のまた夢である。使える方にお譲り出来ればそれでよし。孫のイチゴ代にでもなれば良いと思っている。

ナビは取り外したので、軽トラに付ければワンセグTVとなる。遠くも行かないのでソフトウエアのアップしなくても大丈夫と思っている。ボチボチ残骸移植でも始め、軽トラのステアリングもナルディにしますか・・・奥さんに睨まれるか?・・・そこが一番の問題!

奥さんも横に乗って 雨の中屋根明けラストドライブ

雨模様で屋根を開けているが、車速が55Km/h以上なら運転席に雨が降り込んでくることはない。リフレクタを立てておけば、後ろから風が吹き込むこともない。この辺りが実際に乗らないと判らないことである。

投稿者

おじさん

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