アルバイトに行った際パートナーの方からタブレットを触っている時、「使えるんですか」と問われた。長く触っているので違和感がない旨を伝えた。
おじさんパソコンなどと20歳過ぎから付き合って来た。基本的考え方はほぼ同じで原理はあまり変わらないが、無理やりなことが出来なくなり、無理をするとシステムが壊れやすく扱いづらくなったと思う。また多少壊れてもよくわからない場合も多い。でも おしゃれである。
例えれば 自動車もボンネットを開けて エンジンルームを覗くとエンジンにカバーが付けられ直接エンジンヘッドさえも見ることが出来ない。カバーを外すとエンジンヘッドとパイプ類が見えだす。さらに おじさんが車を弄っていたのは 排ガス対策のなかった時代の車であり、ボンネットを開けてエンジンルーム見ても、排ガス対策などのパイプ類もなく、ステアリングのアシスト装置、ブレーキのアンチスキッド装置など快適・安全運転の装置は無く、さっぱりとしたものであった。何処が壊れたか分かり易くまたすぐにアクセスできた。
AIで雇用減少?
AIによって雇用が減ると言われているが、おじさんの体験あるいは人間の歴史を考えた時、結果を使い判断する人間と定型の作業が減るだけで、管理職以下はあまり減らないと思っている。下手すればシステムの管理要員が増える可能性があるとまで思う。
外れた人間も社会システム全体の隙間のような箇所に 落ち着くと思っている。それが没落にあたるのか成り上がりの幸運となるかはわからない。但し 原則を知り、的確に判断できるものは生き残る可能性が高い。
おじさんもサラリーマン時代 対外的には課長の役職のついた名刺を持っていたが、実際の部下は数人の男女であった。スタッフとしての課長職であり、ラインの課長の如き多くの部下はいなかった。おじさんの友人・後輩に聞いても同じような境遇で50歳オーバーまで行って、人事部、子会社などに行ったのが大半のようである。従って年功序列で生き残っていても、閑職でいるように思う。AIで変わっていくときも 管理職での問題と思います。管理職のポストは確実に減る。
昔 イギリス各地で産業革命が起きて、多くの農民が農地を追われ、工場生産他に労働者として従事しました。この辺りの就業の変化を見れば、おじさんの言うことも納得いただけるかもしれません。
変化への考え
社会システムが大きく変更する時代と思う。例えば AIのディープラーニングは過去事例を解析した後 現状の変化あるいは状態を予想する。従って極論すれば前例踏襲と変わらない。事例の相関関係と予想は抜き出せるが、その全ての判断を信用するか否かを判断する経営者あるいは管理職の力量を問われる。平たく言えば 同じ業種業界が同じ方針で動き出せば、利益を得る要素は減る。違うことをするから 儲かりあるいは損を出す。囲碁でディープラーニング同士が戦うのを見るようなものではないかと思う。
学習あるいは多くの知見から作り上げるが、最終判断する要素が優れたものが有利になる。結果も変わっていく。
全体のトレンドで考えると、マダラになることは必定と思っている。例えば電気自動車の部品のブレーキは電力回生と従来の摩擦による二つの要素がブレーキが使われる。従って従来ブレーキを作っていた自動車部品メーカーにおいても変化が発生する。結果 会社ごとにマダラになる可能性が高い。只 その後の勝敗の付き方は 厳しいと思っている。まだら模様では収まらず、チェック模様で明確に表れると思う。
そんな時代を生きるのだから 悲観的に考えても一個人では大して変わらない。それよりも前向きに生きるのが良いと思う。経験上の話であるが、10年同じ業界で生き貫けたらそれなりに大丈夫と思います。誰も確実とは言えず、個人も会社も同じと思っています。恐れているだけでは何もつかめない。方法の選択は 個人の判断と力の結果そして「ガチャガチャの運」同様と思います。
ドジしたと思えば 最初からやり直せばよい。経験上 下手に追いかければ傷が深くなると思いますので、「見切り 千両」と言うことでしょうが・・・10人に一人ぐらい「石の上にも3年」で軌道に乗るものがいますので、最終判断は個人の自由です。社員がいれば急ハンドルも切れませんので、会社組織運営などでは特に難しいところです。