人は 何によって価値を判断するのだろうと しばしば思う。ビル・ゲイツの時計の話は有名でご存じの方も多いと思う。
カシオ(CASIO)イルミネーター スポーツ デジタルクロノ 型番 Ref.W214H-1AV 2013モデルですので 値段は1万5000円以下だそうです。
ビルゲイツの資産総額からすれば、数億レベルの腕時計を所有しているかと思いきや、あまりにも安い価格帯の腕時計です。
多分 ビルゲイツは他人に富を見せびらかす必要などありません。他人にどう見られるかなどには興味はないのではと思います。
それよりも、自分の時間の使い方をコントロールすることにお金を使える。
価値判断は値段か量か
モノの価値判断をするとき、ものの値段や量が良く使われる。
人は当たり前と判断する基準はどちらと考えているのか? 高ければ高いほどよい。多ければ多いほど良い。
値段か? ローレックス腕時計などは高ければ高いほどよい。ブランド品は大抵 バッグやスーツなどもそうだし。車もそう。
量か?沢山食べられるの 食べ放題。大盛りなど贅沢の象徴。 それとも個別の値段?
ステータスシンボルとして。だからブランド品を買い求める人は一定数いる。ただし、それは見せる相手 競う相手がいる場合のことと思う。
おじさんは 現状 世間様の判断する尺度がズレて正しくなくなってきていると判断している。
昔のヤクザ屋さんなどが 趣味もあるのであるが、ケバいブランド品を身に着け 出たとこ勝負みたいな恰好で闊歩してたのと同じように思います。
今はブランド品でかためて「お金持ってます」的・・・雰囲気。体一つで表現するには有り余る「筋肉」つけて「肉体は筋肉だけか」的・・・雰囲気。
基準をどう置くべきかと思うのだけど・・・皆さん お考えあってのことと思っております。
元よりおじさん ブランド品など入手できないほど貧乏なので、幸せです。
胸筋付け過ぎると 心臓病のリスクが高まると聞いていますので、付けたいと思いません。
1000万円所得者
YAHOOに掲載される キャリコネニュースのタイトルに 以下のタイトルがあった。
世帯年収1000~1200万円のリアル「憧れのタワマン、車は輸入車。ただ、家のローンと車の維持費でランチ代500円の節約生活」
子供2人が私立に通うなどしていれば 正直こんなもんで無いのとの感想を持つ。
高収入だからといっても、プチ贅沢あるいはプチ見栄 そしてお付き合いにお金を 無意味に使っていたら、一時的なお金は持てるが 貯まらない。
よく読まなくても、おじさん達は父から「身の丈をわきまえろ」と教えられてきたので想像がつく。
「この所得なら こうでなければならない」は常に正しいとは限らないと言うことです。
「身の丈をわきまえる」とは当たり前のようですが、自分の身の丈を受け入れるのは案外難しいことです。知人は?と脇見するのが この主因と思います。
どうお金を使うかは個人の価値観によるものです。今の一時的なエゴを満たすか?
時間をかけて富を増やし、将来 より多くの選択肢をもって裕福になるか?
どこにお金を掛けていくのか 選択するのはいつも本人です。
マダラ模様
子供が高校生の頃 「お金持ちの持ってる車の不思議」ということで子供に話したことがあります。
子供が覚えているか否か判りませんが書いておきます。
おじさん 全国的に有名な家具メーカーの創業一族の息子が 同級生であったので、夏休みに遊びに行きました。
家には 当時東南アジアに工場などを開設したため、相手国政府関係者から贈られたという古物がたくさん飾り棚にありました。
ザ お金持ち!の雰囲気でした。ところが 当時同級生が乗ってい居たのは日産のサニーGX。
一方 神戸の雑貨取扱の輸入商の息子 こちらも同級生ですが BMW5シリーズでした。
この時 同級生の車と親を見て 「金持ちなら・・・と一様でなく マダラである」ことが分かりました。
お金に対する感性はそれぞれの選択肢と思います。その家族の成長過程がその判断の基準になっているように感じました。
何となんと
同級生が乗ってい居た日産のサニーGX 写真でもとネット検索しましたら 250万円!
時代の流れは恐ろしい。先日はホンダS800の価格でも驚きましたが・・・・
逆のBMW518それなりがあるようで 100万円以下
旧車が流行っているのでしょうが 何が価格を決めるのかまた判らなくなりました。