厚生労働省は 今月1日時点の住民基本台帳をもとに、100歳以上の高齢者の数を公表しました。内容は 人口の約0.1%が100歳になるようです。もちろん 内訳は ばあ様が9割 じい様が1割 なのは当たり前です。
全国の100歳以上の高齢者は、ことし初めて8万人を超えたことが分かりました。
それによりますと 15日までに100歳以上になる人は 全国で合わせて8万450人で、去年から9176人増えました。
人口10万人当たりの人数では 島根県が最も多く127.6人、次いで、高知県が119.77人、鳥取県が109.89人でした。一方、最も少なかったのは埼玉県の40.01人、次いで、愛知県が41.79人、千葉県が45.98人となっています。
田舎暮らしが長寿の鍵かも知れない。
老後資金
寿命がここまで伸びると・・・貯金いつまで持つんだろうなど心配は無駄か・・・いざとなったら年金頼りばかりが溢れ・・・これだけ人数が揃うと「みんなで渡ると怖くない」状態です。
国民年金だと受給金額が少ないので相当の貯金が要るな。今 言われている金額じゃ間に合わない。
年寄りはお金持ち!は団塊の世代までです。これは都市神話みたいなものです。
おじさん達の世代から給与基準が下がり、年功序列,昇進,所得すべてにわたり厳しくなった世代です。
昨年末 サラリーマン時代の同期が退職記念で会いました。規定類担当したのが 業務とは言え 60歳以降の嘱託制度と退職金制度を自分で見直す情けなさ・・・と言っていました。
リーマンショックもあり散々な目に会って来ています。そして今コロナ・・・・時代に翻弄されています。
最近 老後破綻の話が良く出ます。金利がいいので 年金納めず運用するとした同級生が多いので(おじさんの世代 国民年金未納率 50%前後)に聞いてみたい。
年金納めてないので 年金貰えないのが続出するのでは? 10年の短縮措置にでも 急ぎ乗ってれば多少ましだけど・・・下手しなくても 多数が生活保護と思います。
老後資金など夢のまた夢・・・・悲しい結末が待っているかも知れません。
雇用調整
最近おじさんの住む周辺で 会社統廃合に伴う別会社設立と 配置転換つまり転勤が噂されている。
正直 派遣切りは契約切れで削減は当たり前に出来る。
ついに正規職にも手を付けないといけなくなったかと思う。
今更と言う感もあるが、転勤による人員削減を狙う行為である。中高年にはキツイ。
おじさんもサラリーマン時代 地域社員の方が整理されるのを見たことがある。これには転勤打診と給与規定変更が伴う。同様である。
今の時代も繰り返されるのかと思う反面 仕方ないような気もする。会社の資金の中で最も大きいのは人件費である。生き残るためには 企業がナリフリ構っていられなくなったと想像出来る。
おじさんは企業が悪いと一言では言えない。
交通事故で前の車がブレーキを踏んで、間に合わず ハンドルとブレーキで避けた。ところが後方から来た車と接触事故。前の車はそのまま行き過ぎ、残されたのは接触した当事者。
事故とされるのは「接触」のみとなる。
自分に大きな過失が無くとも 戦わざるを得ない状況に追い込まれる。
会社の労使を見るようで・・・仕方ない。
死出の旅路の一里塚
元を正せば 「正月は冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」臨済宗の僧侶 一休禅師が正月にどくろを持ち 街中を歩いた逸話にある。これを現代風に変えたものと思う。
しかし一休禅師は、歳をとるとは死が近づくことでもあると、世の無常をあえて正月に説いたのである。
無常を知ることは命のはかなさを知ること。そして日々を大切に生きる者になる。おじさんも かく在りたいと願う。
おじさんは浄土真宗門徒なのだが、法事の際 坊さんは「仏説無量寿経」を読む。
まあどの宗派も 似たもんだと思う。生きてればいろいろなことがある。
生き抜くにはどうにか飯を食う算段をしないと いけないのかも知れない。人それぞれで探すしかない。
おじさんも激流とまではいかないが、それなりの流れあるいは波を受けながら なんとか生きて来た。
家族がいるので 犯罪の片棒を担ぐなどは出来ない。どう生き抜いてきた武勇伝を書くのも、恥ずかしいし 時代が違う。
静かに 諸兄の健闘を祈念する。