子供のアルバムを見ると一番下の孫に 嫁の実家からひな人形が届いたらしく、その前で孫は食事用椅子に閉じ込められて カメラ目線である。親の狙った毎度の風景と思いつつ眺める。赤ちゃんは立ち上がるようになると 触ろうとするので動けないようにするのも致し方ない。こんなシーンを見ると 嫁のご両親に ご負担ありがとうございますと頭を下げたくなる。

 おじさんも1回ほど 奥さんと子供が勝手気ままにひな人形を選んでいるのを 後ろから見ていて疲れ切ったこと、そしてレジの所でカードだけを出して精算させていただいたことを覚えている。その後は付き添うのを止めて お好きにと・・メール写真受付とした。その為 五月人形(兜飾り)では この兜と他のパーツそして台はこれとの組み合わせとメール写真報告されて・・、後で振込先のみ書かれた請求書を渡された思い出もある。子供の部屋に飾られるまで・・詳細不明であった。

 色々経験して来たので、おじさんは注意を払いながら 孫に触らせてもいいのじゃないかと思っている。普通 子供が15歳にでもなれば ひな人形がどうこう言う事もなくなり、それ以来 我が家のひな人形などは押入れの金属衣類箱の中である。三年前確認した時は目張りしたテープの効果もあり、防虫剤の結晶が顔の表面などに析出していた。きみまろさんじゃないが・・あれから30年・・そんな経験があるので、どっちにしろ じいばあが買ったとはいえ孫本人のものと思いで、傷やシミが付くのも思い出の一つとなると考えている。小鉄である孫などは 兜本体を頭に載せて手で支えて笑っている写真もあった。それで良い様に思っている。サイズが合うのは小鉄の年頃までである。思い出になれば・・・それで良い。さらに大きく成れば・・家の中で保管に困り・・自治体単位で行うひな祭りなどに寄付する方も多い。おじさん家(ち)は 孫の服同様持ち込まれるのか?先行きは不明である。

 その為 我が家にあるひな人形などは ある意味孫の予備品と心得て管理することにしている。孫に買ったひな人形 箱は飾る際には台として利用でき、お内裏様一対と屏風その他飾り類を箱に収納出来る。五月人形も同様である。子供からは五月人形の後板は兜が大きくなると大きくなり・・箱に一括で入れるために 色々組み合わせて苦労したとの話も聞いた。お陰様でジイは 当然のことながら・・オプションだらけで 多目に支払いました。その時思いました そこまで一箱収納にこだわらなくても・・・収納に大差ないのにと思いました。

 端境期には押し入れに 箱を受け取った際の梱包段ボールに再度入れて、戸袋に収納するそうである。その為 1セットがコンパクトであり、当然お内裏様とお雛様など全てが小さめである。マンション暮らしが若い夫婦の標準になった現代ならではです。

 そんな状況と人形の大きさなので 我が家にあるお内裏様とお雛様のみを普通に置き、背面に金屏風でもセットすれば・・主張があって良い様に思えて来る。三人官女・五人囃子・・調度品などフルセットの段飾りまでは、面倒で重たいので組みたくないが・・お内裏様とお雛様のみ季節の変わり目に 玄関先に出しておくのも良いと思いつつ・・実際置いてるのは奥さんのこまごまが入った段ボール箱だけ・・余裕・ゆとりがない日々を送っている。

 とにもかくにも 嫁の両親に感謝!

投稿者

おじさん

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